【女子キャンプ】「ソロキャンプって何するの?」 昭和の森フォレストビレッジ編

キャンプもろもろ

パパの仕事が忙しく、キャンプに行けない週末が続いていた今日この頃。11月の3連休も1日目にパパの仕事が入っていたので、キャンプ場の予約をとっていませんでした。でも天気予報をみると、10月の週末とは打って変わって、3日とも晴予報じゃありませんか! そこでパパにちらっと

そらいろ
そらいろ

11/3~4でソロキャンプいこうかとおもうんだけど…

と軽く打診してみたところ

そらパパ
そらパパ

いいんじゃない、いってきたら

というこれまた軽い返事が?!
ひさびさのソロキャンプ決定です(≧▽≦)

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女子ソロキャンプに行ってみよう

目的地を決めよう

ということでさっそく目的地を決めましょう。ファミリーキャンプの場合、こどもの遊べる場所があるか、キャンプ場の設備は整っているかなどを重視しますが、何といっても今回はソロキャン! できれば紅葉キャンプをしたいなぁ。

でも探し始めると、日光周辺は10月後半で冬季閉鎖するキャンプ場が多いんですねΣ(・ω・ノ)ノ! 空いているところもあったんですが、スマホの電波が届かない。県立赤城公園キャンプ場あたりも考えましたが、連休の中日に空いている場所を見つけられる気がしない。そして3連休の紅葉真っ盛りの場所に行くとなると、渋滞を免れることはできないだろうから、移動時間に片道最低3時間は見ないといけない。うーん、今回は厳しいかなぁ。

ソロキャンプでは、事故や事件に巻き込まれた時に助けてくれる人がいません。また家にいるこどもに何か問題が起こればすぐに帰る必要があります。ですから一人でキャンプをする時には、何かあった時にすぐSOSを出せるよう、また自宅からの緊急連絡に対応できるよう、自宅から2時間圏内でスマホの電波が入るキャンプ場を必ず選ぶようにしています。

今回のキャンプ地は「昭和の森フォレストビレッジ」芝サイト

そんな中私が目を付けたのは、千葉県千葉市にある「昭和の森フォレストビレッジ」。こちらのキャンプ場は、首都圏から1時間程度と近く、公園内にはアスレチックなども併設されているので、ファミリーやグループに人気です。私もちょうどグルキャンの候補地として検討していた場所だったので、下見も兼ねて利用してみることにしました。

※昭和の森フォレストビレッジは2021年にリニューアルが行われ、サイトや料金が大幅に変更されています。本記事は2019年11月現在のものですのでご注意ください。

今回利用する昭和の森フォレストビレッジの芝サイトは、車を横づけできないタイプ。でもサイトのすぐ横に駐車場があるので、最奥に設営しても移動距離は50m程度です。荷運び用のカートも自由に使うことができます。芝サイトの手前にはフットサルコートがありますが、防球ネットが設置されているのでボールが飛んでくることはほぼありません。

芝サイトでそれほど広いスペースではありませんが、予約制なので張る場所がないといった心配はありません。フットサルコート方向以外の3面は樹木で囲まれており、駐車場横のスペースは林間、それ以外は日当たりの良い芝サイトといった感じです。サイトに入ってすぐの場所にキャンプファイヤーサークルがあります。奥側には常設テント用のデッキがありますが、テントが設営されていない時はデッキ側にテントを設営しても問題ないとのことでした。

芝サイト内には、炊事場やトイレがありません。トイレは徒歩3分程度のところにある管理棟の屋内トイレが24時間利用可能。温水保温便座で汚れも少なく安心して利用できます。トイレの手前には、手洗いとは別に洗面スペースがあります。

炊事場は、こちらも徒歩3分程度のところにあるBBQ場(土フリーサイト)の炊事場を利用することになります。コンクリートのワイルド系ですが、お湯が使えるので寒い時期でも安心です。またスポンジや洗剤、三角コーナーも設置されていて自由に使うことができます。

ゴミは基本持ち帰りですが、ゴミ袋を1枚500円で購入すれば、引き取ってもらうこともできます。また炭や灰は、灰捨て場に捨てることができます。

設営場所を選んでプライベート感を確保

当日の朝。今回は近場のキャンプ場ということで、ざっと家事を済ませてからお昼前に家を出ます。途中渋滞はなく出足好調と思いきや… 「ポツポツポツ?」。事前にチェックした時には14時くらいからの雨予想だったから、設営の時はまだもつかなぁと思っていたのに、12時前から降ってきちゃいました。キャンプ場に到着しても雨は一向に止む気配なし。まあね、雨女ですから(ノД`)・゜・。


出典:写真AC

オシャレな管理棟で受付を済ませたら、気を取り直して設営開始。今回はプライベート感を重視して、最奥に広場を背にする形で設営することにしました。荷物はコンパクトにまとめたつもりなんですが、基本ファミリーキャンプ用の道具なので1つひとつが大きめ。薪も含めてアウトドアワゴンで3往復。ワゴンにレジャーシートを掛けて雨を避けつつ運びます。

今回もテントは、立てなれたアスガルド7.1です。ちょうど後ろで大人数のグルキャンの方が設営を始めたので、タープは片側を地面に直張りしておこもりスタイルに。

ファミリー中心のキャンプ場でソロキャンプをしていると、行き交う人に好奇の目で見られることも。設営場所や方向、設営方法を工夫してプライベート感を確保したいですね。意外と自分の定位置からの景色さえよければ、一人の時間を問題なく楽しめます。もちろん他の利用者のマナーに左右される部分も大きいのですが…

ソロキャンプの魅力①ゆっくり流れる時間

荷物を運び終わり、椅子に座ってほっと一息。時間は14時すぎですが、お昼を食べていなかったのでカップ麺を作りましょう。今日は年に1度の謎肉祭です。

普段なら「12時前にはお昼を食べさせないと!」「21時過ぎたからそろそろ寝かさないと」って感じで、こどもの時間に合わせてバタバタする場面が多いんですが、一人だと「おなかが空いたときに食べて、眠くなったらねる」でいいんです。これって当たり前なようで、社会人や主婦になるとなかなかできない贅沢ですよね。

ソロキャンプの魅力②手間を楽しむ

ゆっくり食事をしてコーヒーで一息ついたら、次は焚火の準備。普段なら着火剤を使ってパパっと火をつけてしまうところですが、ソロキャンプの時には鉈を使って焚き付けやフェザースティックを作り、ファイヤースターターを使って着火してみる。明かりも普段ならLEDランタンのみだけど、今日はオイルランタンや蝋燭を灯してみる。

こんなふうに一つひとつの手順にあえて手間暇をかけること。お気に入りの道具を丁寧にお手入れすること。新しく投入した道具を愛でること。普段なかなか時間を掛けられないことに、ゆっくりと取り組めるのもソロキャンプの楽しみですよね。

ソロキャンプの魅力③好きなものを食べ好きなものを飲む

焚き火や明かりの準備も済んだので、そろそろ始めましょう。まずは最近お気に入りのこちらでカンパーイ。

今日は最近ついに手に入れたラージメスティンを使った料理を準備してきましたよ。材料は家で切って準備してあるので、さっそく作りましょう。一人分のごはんはシェラカップを使って炊いてみました。

寒い夜にグツグツお鍋と焚火とか、控えめに言って最高じゃないですか? 凝った料理を作ってみるもよし、いつもより贅沢なお肉を丁寧に焼いてみるもよし、美味しい缶ツマでチビチビもよし。自分の好きなものをその日の気分次第で(*^-^*)

ソロキャンプの魅力④焚き火を見ながら物思いにふける

私がソロキャンプで一番楽しみにしているのが「焚き火」です。もちろんファミリーキャンプの時でも焚火はしますが、子供の世話に追われていると、あっという間に消灯時間になり、ゆっくり腰を据えて焚き火と向き合う時間はなかなか取れません。だからソロキャンプの時には、設営が終わったら就寝前までずーっと焚き火。

ただ木の種類や乾燥具合を考えながら、火を育てるだけでも飽きることはありません。そして火が安定すれば、何も考えずに無になったり、昔のことや考え事に思いをはせたり。炎を見つめているだけで心が安らぐ気がする。たぶん私は、この時間のためにソロキャンプをするんだと思います。

就寝時は防犯対策を忘れずに

思う存分焚き火を楽しんだ後は、酔いに任せてシュラフに潜り込みたいところですが、安心して眠るためにも防犯対策だけはしておきます。

タープ下にそのまま置いておくチェアやアウトドアワゴンは、ワイヤーでまとめて施錠。テントの入口も内側から鍵をかけておくようにしています。食事の残飯などのゴミ類はまとめてテントか車の中へ。夜間何かあった時のために、スマホは必ず身に着けて、緊急時の連絡先も登録しておきます。

普段は子供と一緒にインフレータブルマットを敷いた床にごろ寝なんですが、今日はコットと新しく買ったシュラフ「ナンガ750」を使ってみます。さすがにダウンシュラフは温かくて快適? でも最低気温10度の中、長袖シャツと薄手のスウェットで快適ってことは、厳冬期はかなり厚着しないと厳しい? 買い足すときはナンガ900にしようかな。

レイトチェックアウトで1泊2日でも満足感アップ

一晩中降り続いた雨も上がり、翌朝は真っ青な青空です。目が覚めてからしばらく温かいシュラフの中でまったりてから、ゆっくり起床。まだ冷気が残るタープ下でさっそく焚き火をはじめましょう。

昭和の森フォレストビレッジは、12時チェックアウトと通常でも比較的ゆっくりと利用できるんですが、せっかくのソロキャンなので最後までゆっくりと過ごしたいのと、乾燥撤収したいのとでレイトチェックアウトを選択。こちらの芝サイトとフリーサイトは1人500円のデイキャンプ料金で18時まで利用時間が延長ができるのがうれしいところです。

焚き火で炙ったお肉でステーキサンドを作って、ちょっと贅沢な朝食。BE-PALのカッティングボードが意外と役立ってます。何の予定もないから、青空を見ながらのんびりゆったり。

なんと12時には、芝サイトだけ完ソロ状態に。(右側に見えるテントはキャンプ場のレンタルテント) その後は、ゆっくりとテント裏やグランドシートまで乾かして乾燥撤収完了。最後にキャンプ場の他のサイトを見学に行ったんですが、BBQ場や電源サイトは半分くらいは埋まっていましたね。芝サイト意外と穴場かも。

まとめ

こうしてひさびさのソロキャンプは無事終了。途中何度か娘からはビデオ通話が来ましたが、こども達も家で好きなゲームやDVDに興じて楽しんでいた様子で一安心でした。私にとっては、子どもを外遊びに連れ出すためのファミリーキャンプと、自分だけの時間を楽しむソロキャンプは目的も過ごし方も全く別物。また何か月か後にふらっとソロキャンプに出掛けようと思います。普段ファミキャンやグルキャンしかしないというあなたも、一度ソロキャンプにチャレンジしてみてはいかがですか? きっと新しいキャンプの魅力に出会えるはずです。

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