ゴミを捨てられないキャンプ場⁈ ~臭いと蟻との闘い~

キャンプ道具

最近の高規格キャンプ場は無料でゴミを引き取ってくれたり、ゴミ袋代を払えば捨てることが可能なところが多いですよね。でも本来キャンプ場はゴミの持ち帰りが推奨されており、ゴミ捨て禁止のキャンプ場もあります。今回は、そらいろがゴミ持ち帰り推奨のキャンプ場を2泊3日で利用したときに遭遇した、ゴミにまつわるハプニングと対策についてのお話です。

 

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キャンプで出るゴミってどうすればいい?

キャンプって意外とゴミがでるんですよね。2泊3日となればなおのこと、大量にゴミが出ることが予想されます。でも今回利用させていただくキャンプ場はゴミの持ち帰りが推奨されているんです。とはいってもキャンプに行くなら、バーベキューやアウトドア料理を楽しみたいし、暑い季節だと飲み物だってたくさん必要です。そこでまずはキャンプで出るごみを少しでも減らす方法を考えてみました。

 

ゴミを持ち込まない工夫

まずは、すこしでもゴミを減らせるように食材を準備する時に工夫をしてみることにしました。食事の準備を一からしようとすると、食材の皮や食品トレーなど結構なゴミがでますよね。そこでまずは自宅で下準備をしていきます。その日に食べる野菜は皮をむき適当な大きさに切ってジップロックへ入れます。2日目以降に使う野菜は傷む心配があるので皮付きのままにしました。肉はトレーから出し、魚は頭や内臓を取ってからジップロックに入れて冷凍します。レトルトの調味料やカレーなども外箱は外しておきます。トマト缶やツナ缶などは使った後の缶がかさばるので、紙パックやレトルトパウチの物を用意するようにしました。食器類もプラスチックの使い捨て食器は持参せず、愛用しているダイソーの「バンブー食器」を使います。

 

 

食材を余らせない工夫

近くにスーパーの無いキャンプに行く時には、日数分の献立を考えてちょっと多めに材料を買っていたくなりますよね。でも時間や天候の問題で予定通り料理をすることができなかったり、ついつい普段より沢山作りすぎて余らせてしまうこともしばしばありました。そこでできるだけ食品ロスを増やさないようにしようと、最近は献立作りの時に一食は保存のきくレトルトの物などを組み込むようにしています。そうすることで食材が余ったり、傷んでしまうことがかなり減りました。

 

 

ゴミを分別して種類ごとに保管する

ゴミ捨てが可能なキャンプ場では、キャンプ場のある市町村のルールに従ってゴミを分別して捨てますよね。でも今回は持ち帰りなので、自宅での分別ルールに従って燃やせるゴミ・燃やせないゴミ・リサイクルゴミの3つにわけて捨てていました。特に生ごみを含んだ燃えるゴミは、虫・猫・鳥などたくさんの生き物に狙われるので、インナーテントのフックを掛けるリングにカラビナを使って引っ掛けておくことに。

しかし、2日目のお昼になって問題勃発! ゴミ袋に入っていたバナナの皮が甘い臭いをまき散らしています。気になって吊るした袋を見ると…

 

そらいろ
そらいろ

大きな蟻が袋の周りに何匹もくっついているじゃないですか(>_<)

 

そしてゴミを吊るしていたリングから伸びているインナーテントのゴムを恐るおそる見ると…

 

そらいろ
そらいろ

まるで人気のレストランの順番待ちをしているかのように、大型の蟻がぎっしり列をなして並んでいるではありませんかΣ(・ω・ノ)ノ!  ギョエーーーーー!!!

 

急いで袋についた蟻を払いのけて、ゴミ対策を考えます。とにかく生ごみを何とかしないといけません、

 

そらいろ
そらいろ

蟻の入れない密閉された場所ってどこだろう?

 

と考えて思いついたのはクーラーボックスです。まずは生ごみとプラスチックゴミや紙ゴミを分別します。そして生ごみだけをビニール袋に入れてしっかり口を縛り、汁漏れを防ぐためさらにジップロックに入れてからクーラーボックスへ入れて保管することにしました。

プラスチックゴミは、食品の汁などが付いたものは炊事場で洗ってからゴミ袋へ入れます。ペットボトルや缶も中を綺麗に洗ってから別のゴミ袋に入れるようにしました。少量の紙ごみや竹串は焚火の時に燃やします。

 

しかしその後も蟻の猛攻は続き、こどもがこぼしたジュースのシミ、汚れを拭いた布巾、洗った食器を入れたネット、しまいには消し炭にまで蟻が…

そして夜はテントの周りを猫がうろつき、昼間はバーベキューの肉を狙って空からトンビが目を光らせています。

 

そらいろ
そらいろ

キャンプってサバイバル( ゚Д゚)
動物や虫と共存するにはゴミの管理が大切ですね!

 

 

ゴミ捨てに役立つグッズ

生ごみ処理

キャンプで一番扱いに困るのが生ゴミですよね。そんな時には生ゴミの臭いや汁漏れを防ぐグッズがオススメです。

 

 

ゴミ箱の活用

ゴミをビニール袋に入れたままテントの隅に置いていると、見栄えも悪いし、虫も集まりやすいですよね。専用のゴミ箱を準備して、ゴミをきちんと分別して捨てることで、キャンプ中に気持ちよく過ごしてみませんか。

 

 

キャンプ場でゴミが捨てられないと聞いてはじめは不便だなと感じましたが、ゴミを出せないことで、ゴミの減量や虫との付き合い方など、普段あまり意識していなかったことについて考えるいい機会になりました。普段とは違う不便さを楽しむのもキャンプの醍醐味、これからはゴミ捨て可能なキャンプ場でも、ゴミの捨て方を考えて行きたいと思います。

 

 

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