伊豆稲取 ストーンチェアキャンプ場はファミリーにおすすめ! サイトと子どもの遊び場を詳しく紹介

キャンプ場

夏といえば海や湖など、水遊びを楽しめるキャンプ場に行きたくなりますよね。今日紹介する「伊豆稲取 ストーンチェアキャンプ場」は、東伊豆町にあり、車で15分ほど行けば海水浴場や動物園がある好立地ながら、緑豊かな林間サイトを有するキャンプ場です。

 

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ストーンチェアキャンプ場

ストーンチェアキャンプ場概要

伊豆稲取ストーンチェアキャンプ場 【公式】 -星,眺望,風呂が自慢の関東から行けるキャンプ場-
東伊豆稲取の山間にある自然豊かな伊豆稲取ストーンチェアキャンプ場。スターデッキは星や伊豆諸島が一望。春は河津桜、夏は海水浴、秋は紅葉、冬は温暖で一年中キャンプを楽しめる伊豆のキャンプ場。
住所: 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取字休石3204-1 
電話: 0557-95-5558(受付時間 9:00〜18:00) 
営業期間:通年
チェックイン:13:00~
チェックアウト:~11:00
宿泊料金:ソロサイト1泊3,000円~・オートサイト1泊6,000円~
ペット同伴:可

 

ストーンチェアキャンプ場の設備

キャンプ場に入るとすぐ左側に白い大きな建物が見えてきます。そのまま建物の右側の坂道を上っていくと、建物の横側に売店兼カフェが見えます。

こちらでは消耗品、軽食や飲み物を買うことができます。

カフェを通り過ぎ、もう少し進んだ建物裏側に管理棟があります。

管理棟前に車を停めて受付を済ませると、スタッフの方がサイトまで案内してくださいます。

ストーンチェアキャンプ場の施設は、ほとんどがこの中央管理棟付近に集まっています。トイレは1カ所で、管理棟のすぐ隣にあります。

ウォシュレット付きの水洗トイレで、掃除もきちんとされていて快適に使用できました。個室の数も多く、繁忙期でも混み合うことはありません。だたトイレが1か所しかないので、端の方のサイトだと通うのは少し大変になります。

ゴミ捨て場は、管理棟の向かって右側にあり、分別すれば自由に捨てることができます。炭捨て場も同じ場所にあります。

炊事場は3カ所あります。1か所目は管理棟の向かい側で、シンクが5台並んでいます。

お湯の出るシンクは、炊事場向かって左側の離れたところにある1カ所のみです。生ごみ用のかごや洗剤等も設置されており親切です。

炊事場には、共用の冷蔵庫や洗濯機、ドライヤーが置かれており、自由に使うことができるようになっています。

同様のシンクが、売店の入口付近にもあります。

もう1か所の炊事場は、キャンプ場の左側Wサイトの入口にあります。こちらは簡易的なシンクが2台でお湯は出ません。

 

ストーンチェアキャンプ場のお風呂・シャワー

ストーンチェアキャンプ場には、貸切風呂と貸切シャワーがあります。場所は、管理棟の向かい側の建物です。貸切風呂を利用する際は、事前に利用時間(1組1時間)の予約を行い、料金を支払います。

広さは3種類あり、それぞれ料金が違います。 風呂(大)は、1時間3,000円。4人以上でも利用できる広さです。

家族風呂(中)は、2,500円。今回こちらのお風呂を使わせてもらいましたが、家族4人でも十分余裕を持って利用できました。大人1人と小さいこども2人が一緒に浴槽につかれます。

家族風呂(小)は、1,500円。家庭浴槽程度の広さですが、交代で浴槽を使うなら家族でも問題なく利用できそうです。家族風呂は全て、 1組使用するごとにお湯を入れ替えてくれます。

シャワーも事前に支払いは行いますが、時間の予約はなく、空いている時間に利用することになります。シャワー室は、1組55分制の貸し切りとなっています。利用料は1,000円とリーズナブルですが、時間の指定ができないので繁忙期は並んで待っている方も見受けられました。

 

ストーンビレッジキャンプ場のサイト

ストーンビレッジキャンプ場は、ほとんどが木々に覆われた林間サイトになっています。地図の下側中央あたりにキャンプ場入口があり、入口の右側には2~3サイトがまとまったグループ向きのサイトがあります。

E27.E29あたりのサイトは、立ち上がれば海を臨むことができます。(写真はE27.E28サイト)

更に坂を上ると左手に管理棟やカフェがある大きな建物があり、道の右側には電源サイトが5つあります。こちらのサイトは管理棟やトイレからも近く、こども連れにはとても使いやすい立地です。(写真はE25.E26サイト)

管理棟から右側は、多くの木々に覆われた比較的平坦なスペースが広がっており1サイトずつ区切られた個別サイトが多いです。サイズはまちまちですが、ファミリーサイズのサイトであればツールームを設営しても焚火スペースが確保できる程度の広さはありました。(写真はE11)

広い場所を数サイトで共有する場所もあるので、グループで広々使用したい時には良さそうです。(写真は、手前がE20.E21、笹の壁の向こうがE21.E22.E23)

サイト間は、段差や木によって区切られているので、プライベート感が高めです。(写真はE12.E13サイト)

一番右奥は、少し坂を下った広場になっておりプライベート感はありますが、他のサイトより低くなっているので雨の日は注意です。(写真はE15)

E1~8は、斜面の一番上に位置するサイト群です。E9~24に比べて日当たりがよく明るいですが、風の影響を受けやすいです。またE3.E4のすぐ上に大きなビニールハウスが見えます。

E5サイトは、電源サイトで芝生が養生されており良い雰囲気です。

E7は、サイトが広くて大型のテントでも設営できます。

そして今回我が家が借りたE8サイト。大きな木が左右にあり、車は木の後ろに停める形になりますが、サイトのすぐ隣にブランコがあるのが魅力的でした。

次に地図の左側にあるサイトを見ていきます。W7~15は、道沿いにサイトが一列に並んでいます。サイト間は傾斜を削った段差となっており、石積がされています。

W1~6については、奥まった場所にありサイト利用者の方が多くいらっしゃったので、写真の撮影は控えました。

ロッジは2種類ありました。ストーンロッジはコンクリート造りのワンルームハウス状になっています。1階が4畳半+土間3畳+4畳のロフトという作りでエアコンが設置されています。トイレやキッチンは無いようです。

もう一つは古民家ロッジという、築100年の建物ををリフォームしたロッジです。 8.5畳、11畳、7畳(ロフト)と広いので、グループでの利用にぴったり。エアコンが2台完備されており、冷蔵庫もあります。

繁忙期はサイトの指定ができないようですが、利用者の少ない時期であればサイトを選ぶこともできるとのこと。個人的にはE9~26あたりのサイトが、緑がおおく、風の影響も受けにくいので使いやすそうでした。またあとで紹介しますが、サイトによってはすぐ近くにブランコやハンモックなどの遊具があるので、こども連れの方にはおすすめです。

 

ストーンチェアキャンプ場の遊び場

ストーンチェアキャンプ場の一番のおすすめポイントといえる場所が、管理棟屋上にあるスターデッキです。トイレ横及び売店横にある階段を上ると広い屋上スペースがあり、誰でも自由に利用することができます。

ベンチやチェアが常設されていますので、ゆっくりと海や星空を鑑賞できます。 天体望遠鏡を持ち込んで、こどもに星座や星についてレクチャーされてい方もいて、キャンプで星に興味を持ってもらういい機会だと思いました。

 

またストーンチェアキャンプ場には、随所に子ども用の手作り遊具が設置されています。Wサイト入口付近には、大木を利用したブランコ付きの見晴らし台があります。

梯子を上った上にある見晴らし台からは、海が一望できて景色が抜群です。

その他にもE2サイト前あたりにはハンモックが設置されていたり。

E4サイトの横(?)あたりにいろんなブランコのエリアがあったり。

E8サイトの角にも1台ブランコがあったり。

E21サイトの横にはスラッグラインがあったり。

E24サイトにもハンモックがありました。

サイトのすぐ近くに遊具があるのは、こどもにとって予想以上にうれしいようで、暇さえあればブランコで遊んでいました。親はというと、テントでくつろぎながらその様子を眺めることができてこちらも安心。サイトの指定ができる時なら、遊具のそばのサイトを選ぶのもいいですね。サイトを選べない場合も多いので、自立式ハンモックなどを遊具がわりに持って行くのもいいと思います。また管理棟では、折り紙や縄跳び、シャボン玉などを用意されているそうです。

 

無料の薪で薪割体験

もう一つストーンチェアキャンプ場にはうれしいサービスがあります。管理棟前には無料の薪が置かれていて、キャンプ場利用者は自由に使えるようになっています。主に建築廃材ですが、薪棚でしっかり乾燥されているので安心して使えます。無くなっても定期的に補充していただけますが、皆が譲り合ってキャンプ場で使う分だけいただくようにしましょう。

さらに無料の薪の隣には、キンドリングクラッカーが設置されていて、薪割をすることも可能。こども達は初めての薪割体験に大喜びで、その後のキャンプでも「薪割をしたい」と熱望するようになり、キンドリングクラッカーを購入することになりました。

 

ストーンチェアキャンプ場の注意点

ストーンチェアキャンプ場は、緑が多いだけに虫も多いです。春先は毛虫が木からぶら下がっていたり、テントを登って来たりすることが多かったです。その分、夏場はクワガタなどのこどもに人気の昆虫も見つけられそうです。

もう1点気になったのが、風の影響です。サイトによって差があるのですが、E3.4.8などの外側にあたるサイトでは、かなりの暴風が吹き荒れることがあります。私が利用した日はかなりの強風が続き、E8サイトでは昼間の風の弱い時にしか焚き火ができませんでした。ただ同じ条件下でも、林間の内側のサイトでは夜も問題なく焚火ができていたので、サイト選びが重要だと思いました。

 

まとめ

伊豆中南部は、移動時間がかかることもあり頻繁に訪れることが難しく感じます。しかしその分自然が多く、緑豊かで海も近く、アウトドアを楽しむのには最高の環境です。伊豆稲取ストーンチェアキャンプ場は、長くそこにある自然とキャンプ場が共存する緑豊かな場所でした。整備が十分でない部分もありますし、虫もいますが、それが自然だということを子どもと一緒に体感する、そんなキャンプの醍醐味を味わえるキャンプ場です。近くには海や動物園など、こどもと一緒に楽しめるレジャー施設も多いですので、これからの季節ぜひ訪れてもらいたいキャンプ場です。

 

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