冬キャンプをはじめて1.2年すると、灯油ストーブや薪ストーブに興味が出てくる方が多いと思います。「テントの中で炎を眺めながら、ヌクヌクすごす冬キャンプ」って憧れますよね。 そこで薪ストーブの魅力に取りつかれた私が、2年越しで手に入れた薪ストーブライフについて紹介していきたいと思います。まず今回は検討編です、薪ストーブに興味のある方はぜひご覧ください。
薪ストーブの選び方についてはこちら↓
はじめての薪ストーブを購入する前に
レンタルで薪ストーブを使ってみる
薪ストーブは、他のキャンプギアに比べて安全管理が難しいアイテムです。幕内での薪ストーブの使用は一酸化炭素中毒や火災の危険性が伴うため、日本のアウトドアメーカーの多くは、テント内での薪ストーブ使用を禁止しています。それでもチャレンジしてみたいという方は、自己責任での使用となります。この記事は、薪ストーブの幕内使用を推奨するものではありません。使用は自己責任でお願いします。
それでも薪ストーブへの憧れが止められない私のような初心者の方には、薪ストーブレンタルをぜひ利用してもらいたいと思います。あわせて灯油ストーブのレンタルもしてみて、どちらが自分のキャンプスタイルに合っているかを試してみるのがおすすめです。薪ストーブや灯油ストーブをレンタルしているキャンプ場は意外とあるので、下記の記事をチェックしてみてください。
ただ安全性の観点からほとんどは幕外での使用を原則としていますので、電源サイトを利用するなど薪ストーブ以外に暖を取る方法を確保しておいてください。どうしても幕内で使用してみたい場合は、幕よけも含めてレンタルできるキャンプ場を探し、消灯までの時間に限って幕を開放した形で使用してみましょう。私は有野実苑オートキャンプ場で薪ストーブレンタルを利用しました。その時の様子は下の記事をご覧ください。
実際に薪ストーブを使用してみると、楽しさと同時に、管理のむつかしさや種類によってメリットデメリットを体感することができます。私は有野実苑でホンマ 時計型薪ストーブを使ってみたのですが、鉄製薪ストーブの錆予防の手間や炎の見える窓の必要性などを実体験できたことで、実際購入する際の判断基準がかなり絞られました。
薪ストーブを使用している先輩の意見を聞く
次に私がしたことは、Twitterなどを活用してキャンプの先輩に薪ストーブの選び方のアドバイスを受けることでした。それぞれの方が使っている薪ストーブのメリットやデメリット、暖房効率、テントや幕よけの種類など、ほんとうに沢山の知識を授けていただきました。
気になる薪ストーブを店舗で確認
しばらく薪ストーブについての情報収集をしていると、いくつか欲しい薪ストーブの候補が挙がってくると思います。できれば購入前のこの段階で薪ストーブを展示している店舗を訪問し、実物を見ておきたいものです。私は新保製作所のロマンチカル薪ストーブにかなり心が傾いていましたが、実物の大きさと重さを体感して方向転換しました。もちろん憧れを優先するのもよいですが、自分に扱いきれるかを見定めることも必要だと思います。私のように身近に薪ストーブをたくさん展示してある店舗が無い方もいるとは思いますが、キャンプの行き帰りに専門店に立ち寄るなどしてみてはいかがでしょうか。アウトドアショップで商品の気になっている部分を質問したり、具体的なテントの選び方や断熱の仕方のアドバイスをいただければ、安心して購入することができます。私が薪ストーブの見学や相談をさせていただいたのは、埼玉県三郷市にある「火とアウトドアの専門店ilbf」さんです。
ここまでくれば、おおよそ欲しい薪ストーブは絞られてきていると思います。それでは次回は、「薪ストーブを選ぶときのポイントとおすすめ機種」について紹介したいと思います。
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