薪ストーブで冬キャンプ②購入編~選び方と人気のおすすめ機種を紹介~

キャンプ道具

薪ストーブをいよいよ購入しようと考えた時、種類がありすぎて何を選べばいいか迷う方も多いと思います。もちろん選び方は人それぞれですが、長く使えるように自分に合ったものを選びたいですよね。今日は薪ストーブ選びのポイントと私が欲しいと思った、おすすめの商品を紹介したいと思います。

薪ストーブをテント内で使う場合は、火災の恐れ、一酸化炭素中毒の危険が考えられます。使用の際は自己責任の下、安全管理をしっかりと行うようにしてください。この記事は、テント内での薪ストーブの使用を推奨するものではありません。

 

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キャンプ用薪ストーブってどうやって選べばいいの?

ステンレス製とスチール製はどちらがいいの?

扱いやすさを重視するならステンレス素材がおすすめ

ステンレス材は、腐食しにくく、強度も高いのが特徴です。チェックアウト時間の決まっているキャンプ場だと、簡単に掃除をするだけになりがちなので、日頃メンテナンスに時間を掛けられない方には、錆にくいステンレス製はおすすめです。半面素材の性質として熱伝導率が低いので、本体や煙突からの放射熱が少なく暖房効率はそれほど高くありません。キャンプ用薪ストーブの中でも最もポピュラーでユーザーが多い、テンマクデザインの「ウッドストーブ」、「Gストーブ」などがこのタイプです。 ホンマ「時計型薪ストーブ」も、2万円以下という圧倒的な低価格とホームセンターなどでオプションが購入できる手軽さで、定番のベストセラー商品です。

 

温かさと見た目の良さならスチール製

スチール製の薪ストーブは、ストーブ内の熱を効率よく放熱するので、ステンレス製薪ストーブよりも暖房効率が高いです。そして比較的安価な商品からデザイン性の高いものまでバリエーションが豊富なのも魅力です。半面錆びやすいので、適宜お手入れをしてオイルを塗るといったメンテナンスを定期的にできる方でないと、すぐに傷んでしまう可能性があります。新保製作所の「ロマンチカルストーブ」はそのオシャレな雰囲気で不動の人気を博しており、シーズン当初に売り切れてしまうことが多いです。また デンマーク製のハンドメイド 「 ORLAND CAMP STOVE (オーランドキャンプストーブ)」はスタイリッシュなフォルムと 優れた熱効率で素敵なキャンプシーンを演出する憧れの薪ストーブです。

ロマンチカル薪ストーブ煙突横出し 商品詳細│薪ストーブの新保製作所
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Orland Camp Stove
The Orland Camp Stove is arguably the best camping stove ever designed! The largest we offer, the Orland camp stove will heat your canvas tent quickly

 

コンパクトさや軽さを最優先するならチタン素材

もう一つチタン製薪ストーブという選択肢もあります。チタンは軽量コンパクトで、バイクでのキャンツーでも持ち運べるといったメリットがあります。煙突もシート状のものを丸めて成型するものなど、コンパクトさを追求しているタイプが多いです。デメリットとしては、値段の高さや設置がやや難しいことなどがありますが、軽量コンパクトさを最優先する方にはおすすめです。

 

煙突は縦出しか横出しか

薪ストーブを購入する時に注意しないといけないのが、煙突のでている方向です。使うテントが決まっているなら、煙突をどこから出すかを考えておきましょう。サイドのドアパネルから煙突を出すなら「横出し」タイプを選び、幕よけを準備することになります。

出典:写真AC

天井部分のベンチレーションやファスナーから煙突を出すなら「縦出し」タイプの薪ストーブを選び、煙突ガードを設置するのが一般的です。

横出しタイプの方がテントの形状を選ばす使用できますが、薪ストーブ本体に近い位置で煙突をテントから出すことになるので、しっかりとした断熱性のある幕よけが必要になります。しかし市販の幕よけはほとんど販売されておらず、自作するか個人作成の物を自己責任で購入することになります。また煙突の縦横比を考えないと煙が逆流するなど、設置する際に注意する点が多いです。もちろん縦出しタイプの煙突ガードも、煙突を出す位置や断熱の工夫などが必要にはなりますが、大掛かりなDIYが必要ないので初めてでも比較的準備しやすいです。

煙突ガードの準備は、別の記事でも取り上げたいと思います。

 

炎の見えるガラス窓は外せない

出典:写真AC

薪ストーブの醍醐味といえば、テント内でヌクヌクしながら炎を眺められることではないでしょうか。ソロ使用ならドアパネル部分の窓のみでも十分ですが、家族やグループで使用するならサイドビュータイプが欲しいところですね。またガラス窓は、炎が見えるというメリットだけではなく、ガラスが直接放射熱を通すため、焚火のような暖かさを感じることができます。やはり大きなガラス窓は外せませんね。ウインナーウェルの「ノマドビュー」 は、 箱型でサイドに大きい窓があるので炎が良く見えておすすめです。またホリデーロード( HOLIDAY ROAD) 「Fb.ストーブ.NEO 」は、窓付きながらコンパクトな設計なので積載に余裕が無い方にもおすすめです。

魅力的な新商品も続々発売

ここ数年、各メーカーから大きな窓付きの薪ストーブが続々と発売されています。その中でも、私が注目しているのが、国産薪ストーブの老舗メーカー「ホンマ製作所」から2021年に発売された「フォールディングキャンプストーブ HS-440」です。この製品は、薪ストーブに二次燃焼構造を採用 、コンパクトな折りたたみ収納、 本体は扱いやすいステンレスを採用しながら、天板は蓄熱性抜群の4.5mm厚鉄板 というハイブリット構造、ホンマの本気を感じさせる商品で売り切れ必死の人気商品となっています。また スチール製の薪ストーブでは、「Mt.SUMI(マウントスミ)」 から発売された 「AURA(オーラ)」 も大注目の商品です。3面に大型窓からは、どの場所からも炎を眺めることができます。また前面の大きなドアがあることで40㎝の薪も容易にくべることができます。またダンパー付き煙突や二次燃焼構造を採用し、熱効率がさらに良くなっています。

フォールディングキャンプストーブ HS-440 【煙突径 φ100mm】-ホンマ製作所オンラインショッピング
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あなたもこの冬は薪ストーブを手に入れて、新たなキャンプの楽しみ方にチャレンジしてみてはいかがですか。

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