先日見に行ったsotosotodaysの北欧テント展示会で、珍しいポール構造で広い室内空間を実現しているテントに目が留まりました。気になって近くで見てみると、シェルターには控えめにあの『Helinox』のロゴが。今回は2019年秋にA&Fから発売予定の新幕「V-tarp」を見ていきたいと思います。
ヘリノックス タクティカル Vタープ(Helinox Tac.V-Tarp)
【 スペック】
カラー:コヨーテ
サイズ:W400 × D400 x H240 cm
収納サイズ:W72 x D27 x H27 cm
重量:10,720g(最小重量)/11,700g(総重量)
内容:テント本体、フライ、ポール×4、ペグ×8、自在付きガイライン(3m x 4本)、スタッフバッグ、ポールバッグ、ペグバッグ
価格:本体 138,000円(税抜) インナーテント 52,000円(税抜)
機能性に優れたフライとポール
ヘリノックスといえば、有名アウトドア・ブランドにテントやトレッキングポールを供給する「DAC社」が運営するアウトドアメーカーです。もちろんVタープにも、DAC社の強靭でしなやかなポールを使用されており、横から見るとⅤ字に見える美しいフレームワークとなっています。
またフライシートには、遮光性の非常に高いコーティングが内側に施されており、強い日差しを遮ると共に、テント内の温度の上昇を抑える工夫がなされています。
高い天井と大きなドアパネルによる圧倒的な開放感
Vタープは、天井高が240㎝とかなり高いので、存在感があるとともにフロントドアを跳ね上げるとかなりの開放感があります。しかも後方にも同様のドアパネルがあるので、両方を開けばタープのように使用できます。さらにサイドにも各2カ所大型の窓があるので、全て開ければ風通しが抜群です。もちろん前後のドアパネルには、メッシュパネルが標準装備されています。こちらの写真は3月24日に開催された展示会のものです。晴れと曇りで色味が違って見えますが、ややカーキ寄りのベージュといった感じでしょうか。
4本のポールで自立する
Vタープは自立式の構造となっているので、設営する場所を選ばないのも魅力の一つです。足元のペグダウンは6本と少なめで、設営時間が比較的簡単なのもうれしいところですね。ただ高さがあるため風の影響を受けやすいので、ガイロープもしっかりペグダウンするのがお勧めです。
オプションのインナーテント
Vタープには、オプションでインナーテントがあります。台形型で比較的天井は低めですが、見た目以上に床面積が広く、大人4人が横になることができます。ただ値段がかなり高めなので、カンガルースタイルで使用してもいいかもしれません。
まとめ
多くのテントが並ぶ展示会場でも、その美しいフォルムで確かな存在感を放っていた「Tac Vタープ」。発売開始は9月末から10月初め頃となっていますが、現在すでに予約販売が開始されています。Vタープは天井が高く幕内が広々使えるので、幕内で過ごす時間が長くなる冬キャンプにはぴったりですね。スカート付きのオールシーズンモデルである「Tac Vタープ」、あなたも検討してみてはいかがですか?
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