これまで毎回キャンプに毛布や布団持参していたそらいろ家ですが、車の積載量的に荷物を減らす必要があり、そろそろシュラフを購入することになりました。1歳と4歳にはどういうシュラフがいいのか検討です。
シュラフの種類
シュラフの形状
シュラフにはいくつか種類があり、マミー型と封筒型、あと人型というのも最近見かけますね。
封筒型は、布団を縦2つに折ったような長方形の形をしています。マミー型に比べて横幅がゆったりとしているので、圧迫感がなく寝返りも打ちやすいです。マミー型に比べて密着度が低く保温性は劣りますが、快適使用温度に注意して選べば春から秋のキャンプで問題なく使用できます。また同型のものを2つ連結できるようになっていることが多いので、ダブルサイズにしてこどもと2人で使用したり、ファスナーを開いて布団のように使用することもできます。
マミー型シュラフは、体の形に合わせたミノムシのような形をしています。密着度が高いため保温性に優れますが、慣れないと寝返りがうまく打てず寝苦しいと感じることがあります。素材にもよりますが比較的コンパクトに収納できるものが多いです。
人型シュラフは、手足が分かれていて服のように着る形になっており、シュラフを着たまま歩いて移動することも可能です。しかしサイズが限られているので、こども用としては現実的ではないと思います。
シュラフの素材
シュラフの中綿素材には、主に化繊綿とダウンがあります。
ダウンは軽くて収納もコンパクトになる優れものですが、水に弱く管理がやや難しいです。また化繊に比べて高価格なものが多いです。
化学繊維はダウンに比べかさばりますが、洗濯が可能で管理がしやすいです。また価格もお手頃なものが多く出回っています。
シュラフの表面の素材は、ナイロンや綿製のものが多いです。素材によって肌触りが悪かったり、毛玉ができやすい素材などもあるので確認が必要です。
シュラフの使用温度
次に「快適使用温度」と「最低使用温度」です。メーカーによって評価基準は違ってくるようですが、「最低使用温度」がマイナス10度以下のものからプラス15度くらいのものまで様々です。夏しかキャンプをしない方なら最低使用温度10度程度のものでもよいと思いますが、春秋も使用するのであれば0度~5度程度のものを選ぶほうが良いといわれています。さらに最低使用温度が低いものもありますが、冬用シュラフを夏場に使用することはできないので、冬キャンプをするのであれば使い分けを検討するほうがいいと思います。
こどものシュラフはママと添い寝ができるものを選ぼう
さて我が家の娘ちゃんですが、自宅で寝る時も布団を着ません。寝静まったころに布団をかけても、眠りが浅くなった時に布団に気づいて払いのけてしまいます。マミー型のシュラフでおとなしく寝てくれるとは思えないので、当面は封筒型のシュラフを布団のように使用するのが現実的だと思います。
素材については、収納性を考えるとダウンに惹かれますが、小さいうちは布団を汚してします心配もあるので、気軽に洗濯できる化繊が無難ですね。
快適使用温度は5度か10度かで迷いましたが、夏場はシュラフに入って寝ないだろうと予想し、春秋に快適に使用できるよう5度のものを選択しました。
そこで候補に挙がったのが、
「DOD わがやのシュラフ」
4人家族が1つのシュラフで広々寝られるというコンセプトの商品です。幅が230㎝あり、4人が川の字に寝ても余裕がある広さです。2人用シュラフ2つにも分けられるので、状況によって使い分けられそうです。ただ収納サイズはかなり大きくなるので、車の積載量と相談が必要です。
「キャプテンスタッグ フェレール 封筒型シュラフ1200」
シュラフ2個セットが実勢価格5000円以下というかなり低価格の商品です。使用温度目安7度~と春秋にも使えそうですし、内側の生地はマイクロファイバーで木綿のような肌触り。縫製などは値段なりとの意見もありますが、使用頻度が高くない方ならお買い得ですね。
「ハイランダー 2in1 洗える3シーズンシュラフ(5度&15度対応)」
最低使用温度15度のシュラフと最低使用温度5度のシュラフ2枚が1セットになった商品です。それぞれ単品でも使えますし、2枚重ねて使えば寒い時期でも使用できます。また2枚をつなげれば2人用のシュラフにもなるという優れもの。値段もお手頃で初めてのシュラフにおすすめです。
「コールマン フリースEZキャリースリーピングバッグ」
このシュラフは色やデザインがかわいいですね。インナーにフリース素材を使用しているので肌触りがよく温かいのですが、初夏や秋口の使用は少し暑いかもしれません。
「コールマン ファミリー2in1/C5」
2枚のシュラフを連結して使用できる2in1タイプのシュラフです。連結すれば横幅が168㎝あり、2人でゆったりと休むことができます。また体が大きい大人と一緒に寝ても冷たい空気が入らず、暖まった空気をためられるサーマルスフリットカラー採用。アウターインナー共に起毛仕立てで柔らかな肌触りです。
まとめ
そしてそらいろが購入したのはこのコールマン2in1シュラフです。ハイランダーの2in1シュラフと悩みましたが、素材と肌触りの良さでこちらを選びました。
息子くんにはこども用シュラフを買ってあげようと思ったのですが、快適使用温度5度のものと考えるとかなりサイズが大きくなるんですよね。そこで大人用のマミー型ダウンシュラフを購入し、私が使っているモンベルの「ダウンハガー」を息子くんにあげることにしました。大人用のシュラフはまだ検討中なので、今回買った「コールマン ファミリー2in1」のレビューと大人用のシュラフ購入記はまたのちほど。
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