今回はふもとっぱらでそとあそびに出展されていた、ogawa展示会に潜入してきました。この展示会ではオガワから2020年に発売されるテント達が勢ぞろい!その中で、今回は新型ツーポールシェルター「ツインピルツフォークL」についてみていきます。オガワのテントの中でも特に人気があり、長年シリーズ化されているツインピルツの大型バージョン。今回はどんな工夫が施されたのか、さっそく見ていきたいと思います。
Twin Pilz Fork L(ツインピルツフォークL)の仕様
出典:ogawa公式
■素材/ポリエステルリップストップ75d(耐水圧1,800㎜) ポール:6061アルミ合金30㎜
■収納サイズ/75×28×28㎝
■サイズ/700×400×225㎝
■カラー/サンドベージュ×ダークブラウン
■付属品/張り綱、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋
■価格99,000円(税込)
ツインピルツフォークLの特徴
グルキャンや4人家族用テントにも使える広々空間
ツインピルツフォークLは、従来のツインピルツフォークTCと比較して一回りサイズアップしています。
ツインピルツフォークTC:630×355×210㎝
大型幕ながら8.17㎏という軽量化を実現
もう一つ注目すべき点が、700×400㎝という大型幕ながら、総重量8.17㎏という軽量化を実現しているところです。このサイズのシェルターは、幕の重さを支えるためにスチールポールが採用し重量が20㎏を超える物が多いのですが、ツインピルツLはアルミ合金ポールを採用し軽量化を図っています。さらにフライシートにはポリエステルリップストップ75dという比較的薄めの生地を採用することでフライ本体も軽量化。ポールにかかる負荷を軽減しています。
サイドウォール部分も立ち上げて開放的なタープスタイル
ドアパネルを立ちあげて使う機会の多いツーポールテントですが、急に大雨が降るとテント内に雨が吹き込む心配がありました。ツインピルツフォークLは、そんなユーザーの意見を反映し、サイドウォールを装備。多少の雨であればドアパネルを跳ね上げたままでも使用できるようになりました。
またこのサイドウォールを活用し、前後のドアパネルの足元部分を跳ね上げれば、さらに開放感が増して、全体をタープのように使用できます。(下の写真は左側のみ跳ね上げています。)
2分割できるドアパネル
ツインピルツフォークLのドアパネルは、中央部分から2分割できる作りになっています。この工夫により、インナーテント側はクローズして、リビング側のみ大きく開放するといった使い方が可能になり、プライベート感を重視する方やファミリーにも使いやすくなりました。
出典:ogawa公式
スカートやトリプルジッパーなど細部にもこだわった作り
ツインピルツフォークLは、オガワ(キャンパルジャパン)らしい細部にまでこだわった丁寧な作りも魅力です。4シーズン快適に利用できるように、フライシート下部にはスカートが装備され、すきま風の侵入が防げます。また出入り口にはトリプルファスナーが採用されています。左右のドア上部にはベンチレーションが備えられているので、締め切った状態でも換気ができます。
二股ポールやインナーテントなど充実したオプション
ツインピルツフォークLには、二股ポール、ハーフインナーやフルインナーといったオプションも用意されています。各種オプションを追加することで、自分なりの使いやすいシェルターにグレードアップできるのもうれしいところですね。
まとめ
今回のモデルチェンジで大型かつ軽量に生まれ変わったツインピルツフォークLは、トンネル型やツールーム型テントとは少し違うスタイルのテントを使ってみたいというファミリー層や、グルキャン用のリビングを探しているという方にうってつけのシェルターではないでしょうか。設営が比較的簡単で、跳ね上げれば開放感を味わえるツーポールシェルターでオールシーズンキャンプを楽しんではいかがですか?





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