今日はグランドロッジ柏の葉で開催されていたオガワの展示会を見学。ずっと気になっているロッジ型テント「ロッジシェルターTC」も展示されていたので、隅々までチェック! さらにスタッフの方からいろいろお話を伺うこともできたので、「ロッジシェルターTC」のおすすめポイントと気になる点を詳しく紹介してみたいと思います。
ロッジシェルターT/Cの紹介
出典:CAMPAL JAPAN公式
仕様
■重 量 /総重量(付属品除く):28.2kg [内 容] フライ:約11.8kg 、ポール約16.4kg
■素 材 /フライ(屋根部):ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)、フライ(サイド):T/C(耐水圧350mm)
・ポール:スチールφ22mm
■収 納 /幕体:90×34×32cm、ポール:90×34×20cm
■カラー / サンドベージュ×オフホワイト×ダークブラウン
■付 属 / 張り綱、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋、ライナーシート、張り出しポール(170cm)×2
■価格 / 15,800円(税抜)
ロッジシェルターT/Cのおすすめポイント
設営が簡単
出典:GRAND lodge 小平
ロッジシェルターTCは、スチールのポールをジョイントに差し込んで家の形に組み立てて、フライをかぶせて、テントの足をフライの鳩目にかませます。最後にガイロープを張れば設営が完了。スタッフの方に聞くと、同じogawaの人気テント「アポロン」より「ロッジシェルターTC」の方が設営が簡単なんだそうです。
4シーズン快適
ロッジシェルターは、前後2か所、サイド4カ所の扉を全てフルオープン・フルクローズ・メッシュの3パターンにすることができます。冬は全て締め切っておこもりキャンプ、夏はメッシュシェルターとして使用できます。また扉は跳ね上げればタープ代わりにもなりますね。
居住スペースが広い
出典:CAMPAL JAPAN公式
ロッジシェルターTCは、頑丈なスチールポールでフライを垂直に近い状態に立ち上げるので、デッドスペースがなく室内空間を広く使うことができます。そのおかげで設営面積460×350㎡という中型サイズながら、大型テント並みの居住空間を確保できるんです。さらに自立型テントなので、ガイロープを広く張り出す必要はなく、狭めの区画サイトでも十分に設営できるのも魅力です。
寝室用テントと連結できる
ロッジシェルターTCは両開きの広い出入口を備えている為、他のテントとの連結が容易にできます。ファミリーで使用する時はオプションのインナーテントやカンガルー用テントを使用してロッジシェルターTC単体で使用し、グループキャンプの時は寝室用テントや友人の2ルームテントと連結するといった使い方ができて便利です。使い方のバリエーションが多彩なことから「ロッジシェルターTCがあれば他のテントがいらなくなる。」なんて話も聞くほど。スタッフの方は6人家族で、ロッジシェルターとドーム型テントを連結して使用されているそうです。
薪ストーブが使いやすい
出典:CAMPAL JAPAN公式
ロッジシェルターTCは、扉のファスナーが全てダブルジッパーもしくはトリプルジッパー仕様となっています。また天井とスカート以外は火の粉に強いポリコットン素材でできているので、薪ストーブをインストールするのに便利です。設置方法は、幕よけを使って横出しにするのがベーシックですが、工夫すれば縦出しも可能とのこと。天井近くのメッシュベンチレーションを開けて、そこから煙突を出して使用する方もいるようです。
ただしメーカーとしてはテント内での火器の使用は火災や一酸化炭素中毒の危険性が高いため禁止としています。一酸化炭素チェッカーを設置、夜間は消火し、自己責任で使用しましょう。
ロッジシェルターTCの注意点
重い
出典:グランドロッジ高尾
ロッジシェルターTCは、ポリコットンのフライとそれを支えられる強靭なスチールポールで構成されているため、重量がフライ約11.8kg 、ポール約16.4kgとかなりの重さです。ただフライとポールは別々の収納袋が用意されているので、オートキャンプであれば問題なく運べそうですね。やっぱり軽量で扱いやすい物がいいという方は、2019年新作の「ネオ キャビン」であれば、ポリエステルのフライとアルミポールの採用で、総重量12.6㎏ですのでそちらをチェックしてみてくださいね。
強風時は設営が大変
ロッジシェルターTCは、ガイロープをきっちり張って設営すればある程度の風にも耐えられますが、骨組みにフライを掛ける時はフライが風をはらんで設営が大変なんだそうです。普段は1人でも設営ができますが、強風の時は2人以上で協力して設営する必要がありそうです。
汚れが気になる
ロッジシェルターTCは、そのサンドベージュ×オフホワイト×ダークブラウンのフライがとてもオシャレで魅力的ですよね。ただオフホワイトって汚れが気になる… 私もそこが気になって購入を踏み切れないんですが、スタッフの方に聞いてみると「撥水加工がされているので思ったより汚れはつかないし、次第に砂埃でくすんできても遠目にはわからないので、気にせずガンガン使ってますよ(笑)」とのことでした。
天井部分はポリエステル
ロッジシェルターTCは、フライのサイドはポリコットンを使用していますが、天井部分はポリエステルです。そのぶん結露が落ちてくるのを防ぐための天井ガードが付属しているんですが、なぜ天井もポリコットンにしないのか気になってたんですよね。スタッフの方に聞いてみると、「ピルツくらい傾斜があればスムーズに雨が流れ落ちるけど、ロッジシェルターTCの天井の角度だと設計上、雨がたまって雨漏りする可能性があるので安心のためにポリエステルを採用している。」とのことでした。「信頼のモノづくりで、安心で快適なアウトドアライフを約束する」ことをコンセプトにしている、ogawaの堅実さ現れていますね。
まとめ
ロッジシェルターTCは、ほんとに何度見ても惚れ惚れするカッコいいシェルターです。私もいつかはロッジ型テントのオーナーになりたいという気持ちはありつつ、その価格と重さで決断できないでいるんですが、いつかきっと買いたいなと思います。その頑丈さと設営のしやすさで、長く愛用できるロッジシェルターTC、今4シーズンテントを探しているならぜひ検討してもらいたいテントです。
コメント