今回お邪魔した有野実苑オートキャンプ場は、首都圏から1時間余りで行けるのに、自然が豊かでプライベート感のあるとっても良い雰囲気のキャンプ場です。そして収穫体験に露天風呂、こどもの遊び場もいっぱい!楽しいことがギュッと詰まった有野実苑についての紹介レポです。どうぞ
有野実苑オートキャンプ場の案内
有野実苑の概要
電話:0475-89-1719
サイト利用料:通常サイト2000円~ 電源サイト3000円~ ログキャビン6000円~
宿泊施設管理費:大人1100円 こども550円 シニア550円 ペット1匹550円
チェックイン:キャンプ 10:00~(土日祝12:00~) ログキャビン12:00~
チェックアウト:キャンプ 8:30~12:00 ログキャビン8:30~10:00
営業期間:通年(不定休あり)
ベッドの同伴:可
有野実苑への行き方
有野実苑は、首都圏から車で1時間ちょっとで行ける立地の良さが魅力です。東京や埼玉方面からであれば、首都高速道路や東京外環自動車道から東関東自動車道に入り、酒々井ICで下ります。その後は酒々井プレミアムアウトレットの横を通り過ぎて県道77号線に入り、ひたすら直進すると有野実苑の看板が出てきます。そこを右折してしばらく走ると左手にまた看板があるので、そこを左折するとキャンプ場の建物が見えてきます。
有野実苑の施設紹介
レトロな雰囲気のセンターハウス
キャンプ場の敷地に入ると左手にセンターハウス、右手に駐車場が見えてきます。車を停めて受付の為センターハウスへ。看板や建物の周りにはたくさんの木の妖精さんがお出迎え(*^-^*)
センターハウスには、売店やかわいい産直野菜売り場が併設されていて、とっても良い雰囲気です。いろんなところにクリスマスの飾りつけも。センターハウス前では獲れたて野菜も販売されています。ヨーロッパのマルシェみたいでかわいい( *´艸`)
有野実苑は家族風呂がオススメ
受付では施設利用についての説明と合わせて、家族風呂の説明がありました。有野実苑には2つの家族風呂と男女別の露天風呂、シャワー施設があります。家族風呂は1家族40分の貸し切り制の為、センターハウスで予約をするかたちになるようです。
露天風呂(男女別) 中学生以上500円 小学生以上400円
シャワー 1名300円
有野実苑の家族風呂は評判が良く、ネットの口コミやブログにも沢山の書き込みがありますよね。私も入ってみたかったんですが、息子くんが入りたがらなかったのと、日曜日の営業時間は16時~18時台までで、ちょうど夕飯の準備と重なりそうだったので今回は見合わせることに。入浴施設はABCサイトの中央あたりにあり、外観も和風旅館みたいで素敵ですね。
家族風呂とは別に男女別の露天風呂もあり、大人500円こども400円で利用できます。またお風呂棟の隣の棟にはシャワー室もあり、利用料金は1人300円です。風呂受付で前払いとなっています。利用時間は15:00~21:30で、時間制限はありません。
露天風呂入り口の横を少し入ったところには、コインランドリーと洗面所があります。ここにはドライヤーが備え付けられているので、お風呂上りに寒い思いをせずに済みますね。また洗濯機と乾燥機があるので、連泊の方にはありがたいですね。
お風呂の詳しい紹介はこちら
冬にはうれしいお湯の出る炊事場と保温便座のトイレ
敷地内には、炊事場10か所程度あります。設備はやや古いものの、きちんと掃除がされていて清潔に使うことができます。そして各炊事場にはお湯の出る蛇口があるのがうれしいところ、冬場でも洗い物が苦になりません。合成洗剤の使用は不可なので、備え付けられた自然にやさしい洗剤を使用してくださいね。また焚火台やバーベキューコンロを洗うのは禁止です。
トイレは5カ所あります。私が利用したトイレはすべてウォシュレット付きの保温便座で、きちんと掃除がされており気持ちよく使うことができました。冬はトイレに座った時にお尻が温かいとほっとしますよね。
焚き木無料コーナー
有野実苑では冬期限定のサービスとして、焚き付けに使える薪を無料で提供していただけます。私が訪問したのは日曜日だったので、土曜日にたくさんのキャンパーの方が利用したのか、大きい薪は残っていませんでした。それでも細い乾燥した枝や枯草がたくさんあったので、焚き付け用に便利でした。薪はセンターハウスと風呂受付で1ケース800円で販売されています。
ゴミ捨て場
焚き木無料コーナーの横にはゴミ捨て場があります。有野実苑ではゴミ捨て場が利用できる時間が決まっており、16:00~16:30と10:00~11:00の間のみゴミ捨てが可能です。11:00までに捨てないと持ち帰ることになるので注意してください。ゴミを捨てる際は、キャンプ場のルールに従って分別する必要があります。指定のゴミ袋等はありません。
こどもの遊び場
クラフト工房ときのぼり広場
ABCエリアの中央付近には、クラフト工房ときのぼり広場というこどもの遊び場があります。今回は日曜日の訪問ということでイベントは行われていませんでしたが、土曜日には空き缶キャニスターランタン作りや焚火でポップコーン体験が行えるようです。ここには管理人さんが常駐されており、キャンパーや子供たちを見守ってくれています。クラフト工房の中央には大きな焚火ベースがあって、誰でも焚火にあたれるようになっていました。
その隣にある「きのぼり広場」には、ブランコや木製アスレチック、竹馬、スラッグラインなどがあり、自由に遊ぶことができます。息子くんはこの広場が気に入って、キャンプ中に何度も遊びに来ていました。
Dエリアの遊び場
Dエリアにも木の上に作られた見晴らし台やブランコなどの遊び場があります。この見晴らし台は木登りができる作りになっていて、こども心をくすぐります。以前から木登りをしてみたいと言っていた息子くんも「こわーい」と言いながら早速登って楽しんでいましたよ。
プール
苑内にはキャンパー専用のプールがあります。利用期間は夏季のみ、利用可能時間は9:00~16:00です。夏場は子どもたちでにぎわうプールですが、冬場は枯葉で埋め尽くされています。
バスケットゴール
ABCサイトエリアの入口付近には、バスケットやボール遊びができる広場があります。ボールはセンターハウスで借りることができます。
ドッグラン
有野実苑はペット同伴可能なキャンプ場で、私の訪れた日も犬と一緒に散歩されているキャンパーの方を何組も見かけました。我が家にもミニチュアダックスのわん子がおり、春や秋は一緒にキャンプに出掛けます。もちろん犬同伴可能なキャンプ場を利用しますが、とはいっても当然リードをずっとつけた状態になるので、普段室内で自由に過ごしている犬としてはストレスがたまるもの。こじんまりしたものでも、キャンプ場にドッグランがあるとありがたいです。
有野実苑オートキャンプ場のサイト紹介
ABCサイト
有野実苑のサイトはABCDと4つのエリアにわかれていますが、ABCは同じ敷地内にあってサイトの広さはおよそ8×8m程度です。隣のサイトとは植え込みで区切られているのである程度プライベート感はあります。A1~11とCエリアは平坦な広場を植栽で区切ってあり、道の両側にサイトが作られている場所が多いです。
A12~19とBエリアは坂の途中や一段下になった場所にサイトがあって、隣のサイトとは段差で区切られていたり、道の片側だけにサイトがある区画が多いので、よりプライベート感が高いです。
Dサイト
Dサイトはセンターハウスの奥にあり、ABCサイトに比べて1区画の広さがやや広めな印象でした。こちらも道の片側のみにサイトが配置された区画が多いのでプライベート感が高め。明るく開放的な雰囲気です。
このほかにもDサイトには、キャンピングトレーラーが駐車されたモータープールやバンガロー、農園レストランなどがあります。
まとめ
有野実苑オートキャンプ場は、真新しいピカピカの高規格キャンプ場ではありません。古いところもあるし、手作りで武骨な感じの設備も多いです。でもキャンパーが必要としている物はきちんとそろっていて、ほんとに痒いところに手が届く感じ。さらにそこで働くスタッフの方は、まさに高規格‼お話したスタッフの方全員がとっても温かい対応をしてくださって、また来たいと思えるキャンプ場でした。後編では、そんな有野実苑キャンプ場での、そらいろのドタバタキャンプについて詳しくレポしていきますので、ぜひご覧ください。
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