DODといえば、レンコンテントやチマキテントなど個性的なソロテントが多い印象ですよね。そんなDODから王道のポリコットン製のコンパクトなワンポールテントが発売されました。では武者のように武骨なスタイルのMUSHA TENT(ムシャテント)について詳しく見ていきたいと思います。
ムシャテント(MUSHA TENT)
スペック
カラー | カーキ |
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希望小売価格 | オープンプライス |
組立サイズ(外寸) | (約)W290×D290×H183cm ※ロープ、スカートを含まず。 |
インナーサイズ | (約)W255×D133×H173cm |
収納サイズ | (約)W53×D20×H20cm |
重量(付属品含む) | (約)5.7kg |
収容可能人数 | 大人1名 |
材質 | フライシート:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%) インナーテント:68Dポリエステル ポール:アルミ合金 ペグ:スチール |
最低耐水圧 | フライシート:350mm フロア:3000mm |
付属品 | ペグ13本、ロープ7本(5本はテントに取り付け済)、キャリーバッグ |
火の粉に強いポリコットンを採用
ムシャテントの素材には、レンコンテントやパップフーテントと同じポリコットン(ポリエステル65%・コットン35%)を採用しています。ポリコットン生地は、ポリエステルに比べて火の粉に強く延焼しにくい性質を持っているので、焚き火の火の粉があたっても穴が空きにくいです。(もちろん布ですから全く燃えないわけではなく、焦げますし火にさらせば燃えます。テントの下での焚き火や直接テントが火に当たる位置での使用は避けましょう。)カラーは濃いカーキで武骨なサイトにピッタリです。
高い天井と広い前室
ムシャテントは、縦横の290㎝の五角形をしています。この底辺の長さのおかげで、他のコンパクトサイズのソロ用ワンポールテントに比べて天井高が183㎝とかなり高めです。五角形の床面の使いやすさは賛否の分かれるところだと思いますが、この天井の高さと前室の開放感はかなり魅力的だと思います。
アレンジしやすいキャノピードア
ムシャテントは、フロントのドアパネルの両側にファスナーを備えており、ロケーションや隣のサイトとの位置関係に合わせて、ドアを開放する方向を変えることができます。ドアパネルを片側に跳ね上げれば、風よけや目隠しとして使用することができますし、両側をあけて跳ね上げれば小型のタープ様にも使用できます。フロントフラップはついていませんが、その分ドアの開閉がしやすく、シンプルで軽量なテントになっています。
設営が比較的簡単
ムシャテントは、ポリコットン素材ながら重量5.7㎏と比較的軽量なので、幕を広げたり立ち上げる作業がやりやすいです。設営方法も幕を広げて5カ所をペグダウンし、中央のポールを立ち上げるだけと、慣れれば10分程度で行える工程になっています。五角形の設営がちょっと難しそうと思われる方は、別売りされている五角形のグランドシートを用意し、グランドシートをペグダウンしたところに幕を広げることで綺麗に張ることができます。
インナーテントを標準装備
ムシャテントは、メッシュ素材のインナーテントを標準装備しています。出入り口は逆T字型のファスナーで開け閉めがしますく、片側だけ開放することもできます。インナーテント内の広さは、標準的なサイズのローコットであれば入れることができる広さになっています。
巻き上げ式のスカートで風の出入りを調節
ムシャテントには、冬場の使用にうれしいスカートが備えられています。しかもこのスカートは巻き上げてトグルで止めることができるので、季節や天候に応じて使い分けることができます。
まとめ
今、ソロキャンパーに絶大な支持を集めている、3m以下のコンパクトワンポールテント。バンドックのソロティピー1TCやWAQのアルファTCなど人気のテントがそろう中、DODのムシャテントが新たなムーブメントを起こしそうです。
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