サーカスTCは、スタイリッシュな見た目と、TC素材でありながら手頃な価格で、2016年の発売以降人気が継続しているテントです。2018年秋には、サーカスTCに連結できる「焚き火タープTCコネクトヘキサ」が発売されて、再注目されましたね。さらに2018年のテンマクデザインといえば、クラッシックなカラーのA型テント「PEPO」も大注目でした。このPEPO(ペポ)は、SOLUMというメーカーとのコラボアイテムなんですが、今年はそのtent-Mark DESIGNS×SOLUMコラボとして、「サーカスTC DX SOLUMバージョン」「焚き火タープTCコネクトヘキサ ソルムバージョン」「PEPO Light ペポライト」という3つのアイテムが限定発売されることが決まりました。ではさっそく、このコラボアイテムについてみていきたいと思います。
2019年 限定生産!ソルムコラボアイテム紹介
「サーカスTC DX SOLUMバージョン」
※「サーカスTC DX SOLUMバージョン」の発売が決定したので情報を更新しています。
サーカスTC DX ソレムバージョン入荷情報
入荷予定 1回目 4月20日(土)AM10:00~受注開始(発送は22日(月)~順次)
WILD-1オンラインストアのみでの発売
2回目 6月中旬 WILD-1リアル店舗限定販売
3回目 7月下旬 販売チャンネル未定
販売価格 39,800円+税
この3点の中でも一番の注目は、やはり「サーカスTC DX SOLUMバージョン」ではないでしょうか。サーカスTCは、設営の簡単さ、前後に扉がある開放感のあるデザイン、使い方次第で4シーズン利用できる使い勝手の良さ、TC素材でありながら3万円前半という手頃な価格と本当にスキの無いテントです。私も去年の秋に購入を検討して、かなり詳しく調べました。詳細は下記をご覧ください。
完全無欠に見えるサーカスTC、その中で私が唯一気になったのが、雨の日にテントの中に雨が降り込みやすい形状であることでした。特にフルインナーを使用した時には、雨対策が難しいと感じました。「焚き火タープTCコネクトヘキサ」を使用すればこの問題は解決するんですが、サーカスTC+焚き火タープTCコネクトヘキサ を連結して設営するには、張り綱を含めると最低10m×6m程度のサイトの広さが必要になることから、区画サイト中心のキャンパーには使いにくさがあるのではないかと感じました。
Tent-Mark Designs公式
その弱点を完全にカバーし真の完全無欠テントになったのが、今回の「サーカスTC DX SOLUMバージョン」です。このテントには、片側入口にサイドフラップがあり、前方に張り出すことで広い前室のようなスペースを作り出すことができます。またこのサイドフラップはファスナーで開けることができるので、小型のタープのように使用することもできます。このサイドフラップがあることで、狭い区画サイトではサーカスTCを単体、フリーサイトではサーカスTC+焚き火タープTCコネクトヘキサの連結と、サイトの広さや天候によって使い分けることができるようになります。
そしてもう一つの注目が、アンティーク感のある黄色系×カーキのカラーです。このカラーであれば、他のキャンパーと被ることも少なく、人気のサーカスTCに個性的は表情を加えることができます。
サーカスTC仕様(通常版)
素材 ポリエステルリップストップ150D(ポリウレタンコーティング)
耐水圧 2,000mm
サイズ 442/315×265×H15cm
重量
本体:1,228g、
収納袋:50g
「焚き火タープTCコネクトヘキサ ソルムバージョン」
販売価格 26,800円+税
次にご紹介するのが、 「焚き火タープTCコネクトヘキサ ソルムバージョン」です。こちらのタープは、去年9月に発売される前から大きな話題となり、再販されるたびに完売する人気商品です。焚き火タープTCコネクトヘキサは、サーカスTCと連結するための部品が付属しており、テントとタープを隙間なく設営できます。またサイドを地面に直接打ち込むことができる形状で、雨風をシャットアウトできるのも魅力ですね。サイドにポールを使用すれば、開放的なリビングを作ることもできる万能タープです。
Tent-Mark Designs公式
こちらのタープは、ソロで使うにはサイズが大きいとの意見もありますが、今回のソルムバージョンのサーカスTCであれば、使い分けでができるので、完全ソロならサーカスTCのみ、グルキャンであれば宴会場として焚き火タープTCコネクトヘキサを使用するといった、使い分けができると思います。
焚き火タープTCコネクトヘキサ(通常版)
素材 本体:コットン混紡生地(TC)撥水加工済み、ポリエステル65%、コットン35%・縁部:ナイロン
サイズ 580×450×H280cm(推奨高さ)
重量 本体:4,686g張り綱:280g収納袋:378g
「PEPO Light ペポライト」
販売価格 39,800円+税
3点目は、 「PEPO Light ペポライト」です。「PEPO」は2018年に発売され、そのかわいいフォルムとアンティーク調のカラーで、女性を中心に大人気となったテントです。そのPEPOのソロバージョンとして発売されたのが、PEPO Lightです。前後に入口のある作りはPEPO同様ですが、デザインは大きく変更となっており、PEPOとは雰囲気が異なる新しいテントになっています。
Tent-Mark Designs公式
設営のしやすさや居住空間の広さにこだわったこちらのテント、実物を見てみたいですね。
サーカスTC DX SOLUMバージョンを展示会で検証
この情報を耳にしてから、もう実物が見たくてウズウズしていたんですが、3月23~24日に昭和記念公園で開催された体験型イベント「Outdoor Gear Touch & Try」にこのサーカスTC DXが展示されると聞いて、さっそく行ってきました。では青空に映えるサーカスTC DXを詳しく見ていきたいと思います。
サーカスTC DX SOLUMバージョンのおすすめポイント
1.使い勝手の良いサイドフラップ
サーカスTCは、設営の簡単さ、前後に扉がある開放感のあるデザイン、TC素材、ソロからファミリーまで対応できる使い勝手の良さなど、非の打ち所の無いテントです。その中で唯一のウィークポイントが、雨の日にテントの中に雨が降り込みやすい形状であることでした。特にフルインナーを使用した時には、インナーテントに直接雨がかかって中の物が濡れてしまいます。
そんな声を受けて、今回発売されるサーカスTC DXは、前面の扉にサイドフラップを装備することで、雨の降り込みを大幅にカットできるようになっています。横から見ると、その大きさがよくわかると思います。これだけの張り出しがあれば、強い雨でもインナーテント部分まで雨が降り込むことはありません。
このサイドフラップは、左下の部分と頂点の部分をファスナーで閉じれば通常と同様にフルクローズにすることができます。また、左端のファスナーは二重になっていて、上はテントをクローズするためのファスナー、下側はサイドフラップを開けるためのファスナーになっています。
下部のファスナーを全開放し、ポールで立ち上げるようにすると、小型のタープのように使用することもできます。このサイドフラップがあることで、狭い区画サイトで使用する時やソロキャンプ時には、別にタープを建てなくてもリビングスペースが作れそうです。
出展:tent-Mark Designs Facebook
2.個性的な黄色系×カーキのカラー
そしてもう一つの注目が、アンティーク感のある黄色系×カーキのカラーです。このカラーであれば、他のキャンパーと被ることも少なく、人気のサーカスTCに個性的は表情を加えることができます。このカラーはSOLUMシリーズといわれていますが、実は去年発売されて人気を博した、SOLUMシリーズ第1弾であるPEPOとは色味が結構違います。並んだ写真がこちら。
手前がサーカスTC DX SOLUMバージョン、奥がPEPOです。PEPOがサンド寄りの色なのに対して、サーカスTC DXはオレンジ寄りの色になっています。これは好みの分かれるところだと思いますが、このサーカスTC DXの色は、空の青や木々の緑にとても映える綺麗な色になっています。
もう一つPEPOとの違いとしては、ポールの色の違いがあります。PEPOはカーキ色ですが、サーカスTC DXは黒いポールが採用されています。
さらに収納袋もPEPOはカーキ、サーカスTC DXはオレンジ系と別の色になっています。
まとめ
Tent-Mark Designs公式
2019年の「ソルムコラボバージョン」は、4月~7月というかなり短い販売期間となっており、売り切れ必死の限定商品となっています。どんな形でそれくらいの数量が販売されるのか気になるところですね。DXバージョンとなり、完全にスキのないテントとなったサーカスTC。しかも「PEPO」と同じレトロポップなカラーとなれば、買わないわけにはいきません!これだけレアなテントとなればキャンプ場で他の人と被る心配はかなり少なく、個性的なカラーも相まって目立つこと間違いなしです。また、焚火タープTCコネクトヘキサ SOLUMバージョンも同時発売が予定されているので、合わせて購入したいところですね。オールシーズン対応のワンポールテントの購入を考えている方なら、ぜひおすすめの商品です。秋からは、「サーカスTC DXサンドカラー」も発売予定とのこと、今年もテンマクデザインから目が離せませんね!
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