家族からの「冬は一人でキャンプに行ったらいいんじゃない」という声に背中を押され、ソロキャンに出かけたそらいろ。いきなり薪が手に入らないという難関に遭遇しながらも、何とか念願のふもとっぱらに到着。まさに「開放感すげえ」と言いたくなる風景に目を奪われつつも、お腹は「ぐ~~~」ということでまずは腹ごしらえ。今回はふもとっぱらで作った、ホカホカずぼら飯をレシピと共にお送りしたいと思います。
ふもとっぱらで冬のソロキャンプ《準備編》はこちらをご覧ください。
ふもとっぱらで冬のソロキャンプ その2
肉まんと見せかけて「ホットサンドおやき」
朝9時過ぎに自宅を出発して、河口湖周辺に到着した頃にはちょうどお昼どき。山梨名物の”ほうとう”でも食べようかなと思っていたんですが、立ち寄った「道の駅なるさわ」でおつまみを物色していたところ美味しそうなものを発見。
「やっぱりキャンプにきたら地元の食材を使ったメニューでしょ」ということで本日の昼食決定!
キャンプ場についたらさっそく調理開始です。とはいっても調理法はいたって簡単、ホットサンドメーカーを準備⇒お好みでバターを塗り⇒プレスして両面ヤキヤキ⇒完成
今回はバターを塗らずにシンプルに焼いてみました。もちろんアツアツのうまうま、なるさわ菜はピリ辛の味付けで後を引く美味しさです。ホットサンドメーカー肉まんに飽きたら、ぜひチャレンジしてみてください。
ラージメスティンで作る「スープパスタ」
そのあと、テントを設営したり、薪を買いに出かけたりと、バタバタしているうちにあっという間に夕方。本当はキャンプ女子感をだしつつ、おしゃれにローストビーフでも作ろうと思っていたんですが、クーラーボックスから出したらカッチカチっていう冬キャンあるあるだったため断念。「薪が買えない事件」のせいで気分的にもお疲れ気味だったので、夕飯もずぼら飯となりました。今日のメニューは「クラムチャウダー缶でスープパスタ」です。
こちらも作り方は簡単、ラージメスティンに「キャンベル クラムチャウダー缶」の中身を投入⇒牛乳300mlを少しずつ入れてのばす⇒お好みで具材を追加⇒パスタ投入⇒煮込んで完成
キャンベルのスープ缶に書いてある通り牛乳300mlで作れば濃厚なスープになりますし、牛乳の小パック200ml+水100mlで代用すれば少しさらっとした出来上がりになります。今回は太めのパスタを使ったので別鍋で茹でましたが、牛乳を入れる時に水を50~100mlほど多めに足して温め、早ゆでパスタをそのまま投入しても大丈夫です。追加の具材は追いアサリとしめじにしましたが、アスパラなど緑を入れると色味がきれいです。食べる時もバーナーや固形燃料で保温しながら食べれば、最後までアツアツで冬キャンプにもピッタリですよ。
日本の朝ご飯といえば「みそ汁と焼き鮭とシェラカップごはん」
最近キャンプの朝食はホットサンドが定番だったので、今回は和食にしてみることに。
①前日からシェラカップに米0.5合と水100~150mlを入れて吸水⇒バーナーの中火~弱火でコトコト⇒沸騰したらかき混ぜて蓋をしてごく弱火で10分ほど⇒火を止めて蒸らす⇒ごはん完成
②朝焚き火をしながら熾火か炭を用意⇒鮭を焼く⇒お湯を沸かす⇒インスタントみそ汁にお湯を注ぐ⇒完成
納豆もつければ、日本の朝食の完成。実はシェラカップごはん2回目の挑戦なんですが、まだ完璧な出来上がりにはならず。水の量や蒸らし時間など、自分の中の完成形ができたらまたアップしたいと思います。
狙わずしてゆるキャン△ オマージュ
ここまで見てくる中で気づいた方も多いんじゃないかと思うんですが、これってゆるキャン△で紹介されたキャンプ飯にそっくりじゃないですか⁈ 狙ったみたいなことになってますが、自分としては普通に食べたいメニューを決めたらこうなったんです。でもきっと、心の奥にあるゆるキャン△リスペクトな気持ちがそうさせたんですね、聖地ふもとっぱらですし。次は担々餃子鍋を作ろうと思います。
次回はついに冬キャンプの難関、0度の中で安眠できたかについてアップします。
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