2019年秋冬から2020年に大ブレーク必死なのが、”ワンポールテントのパッカンスタイル”です。ワンポールテントの前面をサブポールで立ち上げるこのスタイルを取り入れた、サバティカルのモーニンググローリーは空前の大ヒット。また2020年にはオガワから新しいスタイルのワンポールテントが発売予定です。そんな中、ユーザーのニーズを敏感にキャッチしてすぐさま新製品を開発するDODからも、さっそくパッカンスタイルの新作テントが登場! その名も「ヤドカリテント」。リビングを備えた、ワンポールスタイルの2ルームテントである「ヤドカリテント」とは? 詳細をごらんください。
YADOKARI TENT(ヤドカリテント)の紹介
スペック
カラー | カーキグレー |
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希望小売価格 | 50,968円 (※2019年10月18日現在) |
組立サイズ(外寸) | (約)W460×D460×H300cm |
インナーサイズ | (約)W420×D290×H300cm |
収納サイズ | (約)W66×D25×H25cm |
重量(付属品含む) | (約)14.7kg |
収容可能人数 | 大人6名 |
最低耐水圧 | フライシート:2000mm フロア:5000mm |
材質 | フライシート:150Dポリエステル(PUコーティング) サイドウォール、スカート:75Dポリエステル(PUコーティング) メインポール:スチール インナーテント:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)、防カビ加工 フロア:210Dポリエステル(PUコーティング) |
付属品 | ロープ×12本(うち8本はテントに取り付け済)、ペグ×19本、キャリーバッグ ※タープスペース跳ね上げ用のポールは別売りです。 |
ヤドカリテントの特徴
前面を立ち上げるだけで広々リビングが完成
ヤドカリテントは8角形のワンポールテント構造ですが、両サイドにある2カ所のファスナーを開けて、前方の2カ所をサブポールで立ち上げるだけで簡単にリビングスペースを作ることができます。
従来のワンポールテントの場合、暑い季節や雨の時には別にタープを張る必要があったり、盗難防止のため就寝前に道具を片付けないといけないという弱点がありました。でもヤドカリテントなら、前面を開け閉めするだけで開放的なリビングと収納としての前室という両方の役割を果たしてくれます。これは本当に便利!
そして両サイドのファスナーを開放した部分は、雨風の吹き込みを防ぐサイドウォールの役目を果たしますので、小雨程度であればリビングを開放したまま使用できます。(ただ強風の場合は、開放した部分から風が吹き込み崩壊する危険があるので注意してください。)
ファミリーでも余裕の広々インナーテント
そしてヤドカリテントのもう一つの特徴が、快適で広いインナールームです。ヤドカリテントは、前面を跳ね上げる構造を活かして、少ない床面積でも開放的なリビングを実現。そして約70%もの床面積をインナールームに当てることで、大人6人が横になれるスペースを確保しています。またインナーテントの天井高は、フライシートの天井高同様300㎝となっており、男性でもインナーテント内を立って移動できます。
ヤドカリテントのインナーには「ポリコットン」という、コットンとポリエステルの混紡生地が使われています。このポリコットンは通気性と吸湿性に優れている為、夏は涼しく冬は暖かいうえ、結露しにくいという特徴を持っています。その特徴を生かしたポリコットンテントは、天候が良ければ非常に快適なのですが、雨で濡れると水を含んで相当な重量になる上に、カビが生えやすく乾燥が大変なんですよね。
その点ヤドカリテントは、インナーテントのみにポリコットン素材を採用することで、快適性を確保しつつも、雨にも強いというバランスの良いテントになっています。
誰でも簡単に設営できる工夫
一般のフロアー無しワンポールテントは、セッティングテープやビルディングテープを張り、それにあわえてペグを打つのですが、位置が確実に決まっていないので、慣れないと立ち上げてからペグの位置を調整しないと綺麗に張れないことがあります。その点フロアー付きのワンポールテントはテントをきちんと広げてループをペグダウンするだけで綺麗に張れるので設営がしやすいんです。
ヤドカリテントは、フロアーのついたインナーテントを基準にペグを打ってから、そのペグにフライシートを引っ掛けるという設営方法となっています。そのため初めてワンポールテントを設営する方でもペグダウンする位置に迷うことなく、簡単かつ綺麗に設営することができそうですね。
3カ所の入口で人も風も通りやすい
ヤドカリテントは、前方の出入り口に加え、後方2か所も開放できるようになっています。もちろんインナーテントにも3カ所のメッシュ付きドアがあるので、インナーテントから直接外に出ることができるだけではなく、夏場は3カ所を開放すれば風が抜けてテント内に熱がこもるのを防ぎます。
しかも前面だけでなく、テント後方のドア2カ所にもサイドウォールがついており、雨の日でも開放できる親切設計です。
スカート付きで寒い4シーズン利用可能
ヤドカリテントには、全ての面にスカートが装着されており、風や冷気の吹き込みを軽減してくれます。夏は3カ所の扉を開放して涼しく、冬は締め切って温かく、春夏秋冬の4シーズン快適に過ごせるように工夫がされています。
もちろん延長コードの引き込み口や、インナーテント内のポケットなど、使いやすい工夫も随所に見られます。
まとめ
ワンポールテントと2ルームテントの良さを併せ持つ、2ルームワンポールテントという新しいジャンル。その中でもヤドカリテントは、キャンプ初心者でも使いやすい工夫が随所に見られるDODらしい親切設計になっています。またファミリーでも使える広さながら、区画サイトにも収まる絶妙なサイズ感ですので、初めてのテントとしてもかなりおススメです。冬キャンプ用にスカート付きの4シーズンテントを探しているという方にもちょうどいい「ヤドカリテント」、あなたも候補に挙げてみてはいかがですか。
※記事内の画像は全てDOD公式よりお借りしています。
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