毎年年末に公開される「PICA初売り」。年始に各キャンプ場で発売される福袋も人気ですが、特に気になるのは「数量限定コテージ半額プラン」です。そらいろ家は2019年は「PICAさがみ湖」を利用、そして2020年は「PICA富士ぐりんぱ」のコテージを初めて利用してきました。ということで今回は、標高1200mにある天空の高規格コテージの詳細を詳しく紹介していきたいと思います。
2020年PICA初売り
PICA初売りとは
2019年12月26日にPICAリゾート公式から、2020年のCAMP初売りについての情報が公開されました。今年も限定福袋と数量限定コテージ半額プランが各キャンプ場で準備されており、2019年12月30日(月)正午12:00~発売が開始されました。人気のコテージは週末を中心に売り切れが出ていますが、場所によっては土日でもまだ空きがあるようですので気になる方は確認してみてください。
数量限定コテージ半額プランをチェック
そして我が家では、今年もPICAの初売りを利用しようとPICAリゾートのホームページをチェックしていたんですが、申し込み日を忘れて気づいたのは1週間後という大失態。ということで最有力候補だったPICA富士ぐりんぱの「トレーラーコテージ・グランデ」は1月の三連休完売でしたが、意外と他のコテージにはまだ空きがあり、今回は一番低価格で泊まれる「トレーラーコテージ・インデッキ」を選択。何とこちらのコテージ初売り半額を利用すれば、連休期間3~4人利用でも1泊10,800円なんです。さらに我が家は保険組合の割引を併用できるので、実質1泊7,800円(+犬利用料)で利用可能でした。PICA初売りでは、各事業所からコテージ半額プランが販売されており、素泊まり1泊1名1,550円~食事付き1名1泊19,800円まで様々なプランが準備されています。格安料金で泊まれるコテージを選ぶもよし、普段泊まれないラグジュアリーな高級コテージに泊まってみるもよし、それぞれの目的に合わせて選択できるのがうれしいですね。
各保険組合では、直営保養所の他に「補助金助成型の提携保養施設」を設定しているところが多いです。保険組合によっては、その提携保養施設にキャンプ場が含まれている場合があるので一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
PICA富士ぐりんぱ「トレーラーコテージ・インデッキ」紹介
ここからは、今回利用した「トレーラーコテージ・インデッキ」の施設や設備について詳しく紹介していきたいと思います。トレーラーコテージは、「グリーンエリア」と呼ばれるフロント後方の坂道を上った斜面に建てられています。
施設概要
定員:5名
広さ:1階/約10畳・2階/約4畳・屋外デッキ/約4畳
宿泊料:2名1泊 16,200円~(遊園地ぐりんぱ入園料1日分含む)
設備
出典:PICA富士ぐりんぱ公式
「トレーラーコテージ・インデッキ」は、トレーラーを改造して作られた10畳ほどの建物と、それに併設したデッキで構成されます。
①屋外デッキ
まずトレーラー入口部分には、4畳ほどの木製デッキがあり、ウッドテーブルとベンチシート、BBQグリルが備え付けられています。また手前側のスペースには、火器を安心して使用できるように難燃性のスタッパシートが設置されているのがうれしいですね。受付でスタッフの方に確認したところ、焚火台を使用すればデッキ上でもデッキ下でも焚火は可能とのこと。ただ建物外に別にタープ等を設置するのは禁止です。
②キッチン
入口を入るとすぐにキッチンがあり、1口のガスコンロとシンク、冷蔵庫、電子レンジ、5人用のダイニングテーブルセットが備え付けられています。さらにシンク下には、必要な調理器具も揃っているので、何も持ち込まなくても自炊をすることができます。イメージ的にはワンルームマンションって感じで、ちょっとアウトドア感に欠ける気もしたんですが、そこはPICAリゾート抜かりがありません。
準備された調理器具を確認したところ、ほとんどがユニフレーム製のアウトドア用品で揃えられているんです。
鍋とフライパンは、クッカーセット人気ナンバー1の「fan5 DX」。ただライスクッカーが付属していないのがちょっと残念、ユニフレームのライスクッカーでご飯を炊いてみたかったんですけどね。
その他のキッチン用品もユニフレームの「フィールドキャリングシンク」に「ウェーブレードル・ウェーブターナー・ウェーブナイフ」です。ウェーブナイフは切れ味も良くて、使いやすかったです。
カラトリーも「fanカラトリー」統一されていて抜かりありません。欲しかったユニフレームのキッチンツールをいろいろ試すことができるのはうれしいですね。
③寝室
寝室は、1階とロフトの2階建てになっています。ただトレーラー全体の高さがそれほどないため、どちらも天井高は低めになっており、特にロフトは大人だと座るのがやっとの高さ。こどもは秘密基地感があって楽しんでいましたが、大人は頭を打たないように注意が必要です。建物内は冷暖房完備ですし、マットレス・掛布団・枕・シーツが5組準備されているので寝具の持ち込みも不要です。
④ユニットバス
そしてうれしいのが、トイレだけではなく各コテージにお風呂が設置されていることです。トレーラーコテージ・インデッキはミニマム仕様なのでユニットバスになりますが、小さいこども連れの家族にとっては個別の浴室があるだけでもうれしいですよね。もちろんゆったりと湯船につかって汗を流したい方は、キャンプ場内にある広いお風呂棟を利用することもできます。
⑤駐車場
キャンプ場の説明では、車をトレーラーコテージに横付けできないとの記載があるので、心配してアウトドアワゴンを持参しましたが、駐車場はコテージの3~10m程度のところにあるので、荷物を運ぶのはさほど大変ではありませんでした。
グランピング仕様のトレーラーコテージ
今回利用した「トレーラーコテージ・インデッキ」は、PICA富士ぐりんぱの中では比較的低価格でミニマムなコテージです。更にグレードの高いコテージでは、浴室・トイレ・洗面所が別々になっていたり、広いデッキにソファー・薪ストーブ等が備え付けられているなど、グランピング的な過ごし方ができる仕様になっています。
出典:PICA富士ぐりんぱ公式
まとめ
今回利用したPICA富士ぐりんぱのトレーラーコテージは、設備が新しく誰でも快適に利用できますので、これからキャンプを始めたいという方はもちろん、冬キャンプにもチャレンジしたいけど装備が揃っていないというにもおすすめ。また日頃はテント泊が中心という方でも、スキーやスケートといったアクティビティ時間を取りたい時には気軽にコテージ泊というのもアリだと思います。特にPICA初売りの数量限定コテージ半額プランはかなりお得ですので、1月の予定がまだ決まっていない方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか?


コメント