テンマクデザインの人気ワンポールテント「サーカスTC」と並んで、キャンプツーリングやミニマムキャンプ志向のキャンパーからの圧倒的な支持を集めているのが「パンダ TC」です。コンパクト収納でソロキャンプにちょうどいいサイズ、火の粉に強いTC素材と必要な要件をギュッと詰め込んだこのテントですが、冬キャンプをする時にすきま風が気になるという意見がこれまで散見していました。そんな中、2020年そのパンダTCがスカート付きにリニューアル。今回は新生「パンダTC+」の変更部分を中心に見ていきたいと思います。
テンマク パンダTC+(PANDA TC +)
スペック
素材
- フライシートコットン混紡生地(TC)ポリエステル65%
コットン35%(撥水加工) - インナーウォールポリエステルメッシュ
- インナーボトムポリエステルタフタ68D
- ポールアルミ(22mm径)
耐水圧
- インナーボトム1,500mm
サイズ
- 収納サイズ(約)530×270×190(高)mm
- 組立サイズ(約)2,700×2,700×1,700(高)mm
- インナーテント(約)2,500×1,150×1,500(高)mm
重量
- 総重量(約)6.28kg(ポール/ペグ/張り綱/収納ケース含む)
- 本体(約)4.38kg(フライ/インナー)
- 収納ケース(約)260g
付属品
ポール×1本、ペグ×14本、張り綱×4本、 収納ケース
特徴
TC製のスカートを装備
パンダTC+には、全方向にスカートが装備されています。スカートの素材はフライシートと同様のTC素材となっており、ポリエステルのスカートに比べてバタつきにくく、通気性が良いため乾きも早いです。またこのスカートはまとめてトグルで止めることができるので、夏場は巻き上げて風通しを良くすることもできます。
インナーの向きが変更可能
サーカスTC+のインナーテントは、横方向だけではなく、縦方向にも設置できるように工夫がなされています。縦にインナーを設営することで幕内の使い方にバリエーションを持たせることができるのがうれしいですね。
付属のインナーテントはポリエステルメッシュ素材ですが、8月下旬には、20デニールのナイロン生地を使用した「パンダTC+ スタンダードインナー」も発売される予定です。
コンパクトな収納
パンダTCプラスは、スカート付タイプに変更されましたが、収納サイズについてはコンパクトさを維持しています。サーカスTCの収納サイズが49×25×16cmであるのに対し、パンダTC+は 53×27×19㎝と一回り大きい程度に収まっています。
パンダTCのオプションが使用可能
パンダTC+には、従来のパンダTCのオプションがそのまま使用できます。スタンダードインナーに関しては、 短辺に入り口がないため縦には張れないものの、横方向なら使用可能。フットプリントやフルサイズグランドシート、パンダタープTCも使用できます。
まとめ
今回のリニューアルでオールシーズン快適に過ごせるようになった「パンダTC+」。コンパクト設計ながら、火の粉に強いシェルターは、焚き火を愛するソロキャンパーにピッタリ。落ち着いたサンドカラーは、合わせるギアによっておしゃれにもワイルドにも変貌しますので、ファーストテントにもおすすめです。発売開始は6月下旬予定、発売が楽しみですね。
従来品のパンダTCは現在セール価格で発売中です。軽さやコンパクトさを優先するなら、こちらもおすすめです。
にほんブログ村
コメント