今年の冬は、息子とのデュオキャンプやソロキャンプを楽しんでいたそらいろです。次の冬にはストーブを買って、家族全員でファミリーキャンプに出かけたいなと思っていました。どんなストーブがいいかなぁと考えていたところ…
灯油ストーブを試してみる
キャンプブームはこんなところにも⁈ ストーブ争奪戦勃発
出展:photoAC
次の冬に向けて、どんなストーブがいいかなぁとネットをのぞいていたんですが、人気のストーブって在庫切れが多いんですよね。いつ再販されるんだろうと調べていたところ…
なんて情報がΣ(・ω・ノ)ノ! これって、呑気に来年の秋ごろからストーブ試してみてなんて言ってる場合じゃないかも⁈
ストーブを買う前にレンタルで試してみよう
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とはいっても、「我が家のテントにはどんなストーブが合うのか?」「灯油ストーブがいいのか、薪ストーブがいいのか?」など、わからないことばかりですよね。そんな時には、一度ストーブをレンタルして、自分の持っているテントで使ってみるのがいいと思います。
ストーブのレンタル方法については、こちらの記事を参考にしてみてください。
ダスキンレントオールで灯油ストーブをレンタルしてみる
ということでストーブのレンタルを決めたわけですが、2月のキャンプ予定を立てていなかったそらいろは、まずキャンプ場探しから始めることに。キャンプ場の予約サイトとにらめっこしながら、キャンセルで空きが出るのを待ちます。いろいろなキャンプ場をチェックしていたところ、運よく「大子広域公園グリンヴィラ」の電源サイトに空きが出ているのを発見! 灯油ストーブを借りるといっても、2月の寒空の下で子連れキャンプをするなら電源サイトがいいと思っていたので、とってもラッキーでした。
しかしグリンヴィラは、灯油ストーブや薪ストーブのレンタルはしていません。そこで、一般のレンタル業社で個人にストーブをレンタルしている会社をチェックしてみました。すると、全国に営業所のあるダスキンレントオールで灯油ストーブがレンタルできるのを発見。ちょうどさいたま市に「ダスキンレントオールさいたまイベントセンター」という店舗があったので問い合わせてみました。(レンタル開始日の1週間前までならネットでも注文できます。)
レンタル方法は以下の通りです。
ダスキンレントオールでのストーブレンタルの方法
①希望している商品と借りたい日程を伝え、在庫を確認してもらいます。
②在庫があれば、レンタル料や支払い方法、引き取り返却の方法についての説明を受けます。
③氏名・住所・電話番号・メールアドレス等必要事項を伝えます。
④メールで「商品ご予約表」と「支払い方法・キャンセル規約についての説明」が届くので内容を確認します。
⑤当日店舗にて、支払いと受け取りを行います。この時、本人確認のため免許証等の証明書の提示が必要になります。
⑥返却予定日に店舗に持参し返却します。日祝は定休日の為、返却は休み明けの日になります。
※灯油ストーブは、「燃料満タンでの貸し出し・満タン返却」もしくは、「空での貸し出し・空での返却」が選択できます。灯油を入れるポリタンクを合わせてレンタルした場合は、ポリタンクも同様の方法になります。
今回レンタルしたのは、石油ストーブ(1泊2日 2,800円)と灯油ポリタンク(1泊2日 500円)の2点です。ストーブガード(1泊2日 2,000円)もレンタルできますが、今回ストーブガードは自宅にあった100均のワイヤーネットで代用しました。サイズは482㎜×482㎜×583㎜とのことでしたが、我が家のシエンタでも後部座席の足元に置くことができました。
簡単にレンタルすることができるので、自宅で灯油ストーブを使用しない方で、年1.2回の冬キャンプのみの使用であれば、自宅での保管場所のことなどを考えればストーブはレンタルしてしまうのもいいかもしれません。
レンタルした灯油ストーブを使ってみる
今回レンタルしたストーブは、「サンヨー 自然通気型開放式石油ストーブ」という製品です。このストーブは、発熱量が4.88kW(4200kcal/h)というかなりのハイパワーで、例えばフジカハイペットの2.5kW(2150kcal/h)の約2倍ですΣ(・ω・ノ)ノ
この日はなんと雪。そして最低気温は-6度予想でした。本当にこんな気候の中、キャンプができるのかとちょっとヒヤヒヤしていたんですが、実際にランドロックの前室部分で灯油ストーブを使ってみたところ、外気温-6.2度に対して、幕内の温度は22度。その差なんと28.2度でした。これは、灯油ストーブ以外にホットカーペットとセラミックヒーターを使用している状況下での測定ですので、実際灯油ストーブのみを使った場合は少し違ってくると思いますが、このストーブ1台で大型のテント全体をこれだけ温められるのには驚きました。実は2日目の夜、寝る前に灯油を満タンにしないままに寝てしまい、夜の3時頃に寒さで目が覚める事件があったんです。その時は、たぶん灯油ストーブの火が消えてすぐの状態で、外気温が-3度に対してテント内9度だったので、ホットカーペット+セラミックヒーターではプラス10度程度が限界なのかなと感じました。
まとめ
今回は、初めて家族全員で冬キャンプに挑戦し、しかも雪中キャンプとなったわけですが、レンタルした灯油ストーブのおかげで凍えることもなく、快適で素敵なキャンプを楽しむことができました。そして実際に灯油ストーブをテント内で使ってみて、ストーブでも種類によって発熱量や熱の伝わり方に違いがあること、大型の2ルームテントを快適温度まで温めようと思うとかなり高熱量のストーブが必要なことなど、これからのストーブ選びにあたって考えるべきポイントも見えてきました。一つ気になったのは、我が家の息子は灯油の臭いが苦手らしく、外から戻ってテントに入ると「ストーブの臭いが嫌だ」と毎回言っていましたので、ちょっと検討が必要だなとも思いました。小さなお子さんのいらっしゃる方はこの辺りも確認してみてくださいね。
初めて冬キャンプにチャレンジしてみたいと思っている方、ストーブの購入を検討おられる方は、一度ストーブをレンタルしてみてはいかがですか?きっとストーブ選びの参考になると思います。
ただ、ストーブを使うと一酸化炭素が発生します。適切な換気や外気を取り入れる工夫をし、さらに一酸化炭素チェッカーをしようするなどして、一酸化炭素中毒の予防を図る必要があります。そして安全にストーブを使用して、冬ならではのキャンプを楽しんでみてくださいね。
※原則各メーカーは、テント内でのストーブの使用を推奨していません。自己責任での使用となりますので、各自が安全に配慮して必要な準備をする必要があります。
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