9月半ばの三連休。キャンプに行きたいなぁと思っていたけど、パパは仕事が忙しく在宅ワークがしたいらしい。子どもたちとどこかにお出かけしようかなぁと思って調べていたら、なんと連休なのに有野実苑オートキャンプ場に空きがあるではないか! 有野実苑なら息子と2人で行ったことがあるし、近いし、天気も悪くなさそうだし、初の娘連れ母子キャン行ってみる?! ということで、6歳の息子+3歳の娘+私の3人で母子キャンプにチャレンジしてきました。
母子キャンにチャレンジ「実践編 in有野実苑」
みんなで協力してテントを設営してみよう
3連休の1日目、チェックインの12時に合わせて用意を済ませて10時頃自宅を出発。途中でコンビニに立ち寄り、昼食と夕食用のおにぎりを調達します。ひどい渋滞もなく12時過ぎに無事到着です。チェックインを済ませ、キャンプ場の売店で気になっていたソーセージも購入。その他、ベーコンやアルコール類も売ってます。
今回のサイトは「B-9」。間口が狭く、植栽で囲まれているのでプライベート感があっていい感じ、さらに目の前にトイレと炊事場があるというパーフェクトサイトです。まずはテーブルとイスだけ広げて、肉まんやコンビニ弁当で簡単にお昼ご飯。
お腹が満たされたところで、全員で協力して設営開始です!こども達には、設営する場所の石や枝を拾ったり、ペグを持ってきてもらったり、半分くらいまで打ち込んだペグをハンマーで叩く仕事をしてもらいます。うちの子は2人ともペグ打ちが大好きなので、こども用に100均のゴムハンマーを用意してるんですが、それだとペグが地面になかなか刺さらないんですよね。そして1本しかない鉄製ハンマーの争奪戦がはじまります(ノ∀`) そろそろペグハンマー購入しようかなぁ。MSRのハンマーは軽めで息子くんでも使いやすそう。
テントは、我が家の定番「アスガルド7.1」。ワンポールのフロア一体型なので、慣れれば一人でも15分くらいで建てられます。今回は雨の可能性があったのでタープも設営、息子くんが何とかポールを支えられるようになってきたので助かります。途中、「私にもハンマー貸して」だとか「妹ちゃんにポールぶつけられた」なんて喧嘩しながらも、なんだかんだで設営完了。
肉を忘れるという大失態!でも大丈夫ウインナーがあるじゃない
設営が終わったら、今度は子供タイム! キャンプ場内の遊び場に行って、思う存分遊びます。有野実苑は先日の台風15号でかなりの被害を受けたそうですが、場内は綺麗に片付いていて、遊び場には真新しい遊具が設置されていました。ブランコが気に入って、エンドレスブランコな2人w
遊び疲れてサイトに戻り、さてそろそろ夕飯のバーベキューを始めましょう。
お肉お肉~♪
あれ、お母さんクーラーボックスの中に肉がないよ?
(ノ∀`)アチャー 恒例の忘れ物だね
前回有野実苑に来た時は、財布をわすれかけたしね。
私ウインナーがあればいい!
ということで夕食は、コンビニおにぎりと唐揚げ、メインデッシュは焚火で炙ったウィンナーとマシュマロ。超手抜きですけど、こどもは焚火用フォークに食材を刺して自分で焼くのがすごく楽しかったみたい。洗い物も少なくて済んだし、結果オーライってことで(ノ´∀`*)
今回はコフランのテレスコーピングフォークが大活躍!最長86㎝まで伸びるから、焚火テーブル越しにヤキヤキできてこどもでも安心です。
無理せず臨機応変に!2泊3日から1泊2日に予定変更
2日目の朝は抜けるような青空、でも午後からは天気が崩れる予報になっています。今回は2泊3日を予定していたので、当初はそのまま続行しようとおもっていたんですが、ちょうど同じキャンプ場を利用していた知り合いのベテランキャンパーさんから「今日撤収したほうがいいかもしれないね」とのアドバイスをいただいたこともあり、悩んだけれど2日目の夕方で撤収することに決定しました。
ということでタープはそのままにして、天気の良いうちにテントだけは撤収することに。私が片付けをしている間、こども達はサイト内でシャボン玉や粘土遊びをして過ごしています。
でも30分くらいすると飽きちゃって「遊び場に行きたい~」が始まるので、一旦手を止めて遊び場にいったりもしつつ、その辺は臨機応変にこどものペースに合わせてですね。
自分で掘って・焼いて・食べよう
そんなことをしているうちに、そろそろキャンプ場の農園での「収穫体験」が行われる時間になってきました。今回は栗拾いを期待していたんですが、先週の台風で栗の木が被害を受けて、今年は栗拾いが難しそうだとのこと。やはりいろんなところに台風被害がでているんですね。ということで今回の収穫体験は「サツマイモ掘り」と相成りました。
スタッフの方に教えてもらいながら、こども達で協力して掘ります。去年まではパパがかなり手伝わないと掘れませんでしたが、今年は息子くんが頑張ります!
掘ったサツマイモは、ほんとなら1週間くらい寝かせたほうがいいらしいんですが、自分で掘った芋を自分で焼いて食べるっていう体験をさせたいなと思い、サイトに戻って焼き芋作り開始! 自分たちで集めた枝や葉っぱを焚火台に積んで、いざ着火?
火が付いたら薪や炭を足して、濡らした新聞紙で巻いてホイルに包んださつま芋を投入。さらに網を置いて、初物のサンマも焼いちゃいます。
旬の物が一番のご馳走っていうのを体感できたかなぁ。
自分で掘ったおイモは特別美味しかったよ。
予定通りいかなくっても大丈夫
おイモを食べた後は、こども達は車でDVD鑑賞。その間に最後の片づけをダダダっと済ませて、16時過ぎにチェックアウト。
あっという間の2日間だったけど、初めから「こどものペースに合わせよう。しっかり食べてしっかり寝れてればそれでいいや。」って割り切っていたら、全然イライラすることなく、子供にとっても私にとってもすごく楽しい時間でした。もちろんいろんな偶然がちょうど良く重なったのもあるけど、これまでの経験からリスクを回避できた部分もあったかなと思います。
まとめ
この記事のキャンプと同じ時期に、キャンプ場で女の子が行方不明になる事件がありました。母子キャンプは、ファミリーキャンプに比べて親の目が少ない分、いつも以上にこどもから目を離さないように注意する必要があります。ただ、どのような場合にもこどもの動きに合わせて一緒に行動するという基本さえ守れば、安全にキャンプをすることは可能です。どれくらいキャンプ経験があれば母子キャンプができるのかとか、子どもが何歳からなら大丈夫なのかという質問もあるかもしれませんが、私は「自分が大丈夫と思えた時」なんじゃないかと思っています。自分のスキルもこどもの成長も、自分自身が一番よく知っていますよね。自分も子どもも無理しなくても楽しめる母子キャン・父子キャンを思い描いて、ぜひ楽しい計画を立ててみてくださいね。
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