2月を目の前に、各メーカーでは2020年の新作テントやギアの予約販売が始まっていますね。みなさんも気になる商品の情報をチェックされているのではないでしょうか? そこで今回は、去年11月「ふもとっぱらでそとあそび」のogawa展示会レポートで紹介した ”2020年のオガワ新作テント” について、ランキング形式で紹介してみたいと思います。
オガワ新作テント 注目度ランキング2020(そらいろキャンプ調べ)
今回のランキングは、このブログで「ogawa 2020年新作テント」として紹介した、5つのテント(ファシル・タッソ・ツインクレスタ・ツインピルツL・オーナーロッジ タイプ52R )の紹介記事を比較したものです。ランキングの順位は、2019年11月22日(記事をアップっした日)から2020年1月23日の2ヶ月間における、グーグルアナリティクスのページビュー数から算出しました。この順位はあくまで、テント紹介記事のページを訪れた方が多い順番であり、売れ筋順ではありませんのでご注意ください。
第5位 ツインピルツフォークL
第5位の「ツインピルツフォークL」は、既存のツインピルツフォークをサイズアップし、ファミリーやグループでも快適に利用できるようにしたテントです。リニューアルにあたっては、サイズだけではなく機能も充実。サイドウォール装備、ドアパネルの分割など使い勝手に考慮した工夫が随所に見られます。人気商品ながら、既存品があるため詳細をチェックする方が比較的少なかったためこの順位になったのではないかと思われます。
第4位 ツインクレスタ
ツインクレスタは、Yポールを使用したツーポールシェルターです。天井部分をY型の2点で支えることで居住性が高まり、ツーポールシェルターの弱点であるデッドスペースの多さを克服。コンパクトなサイズながら最大4人で利用できるインナーテントもオプションで準備されています。さらにコンパクトなシェルターながら、サイドウォールが装備されており、横側のドアパネルにはメッシュ窓があるので換気効率も抜群です。
第3位 ファシル
第3位のファシルは、実際のところは2位とほとんど差がなく多くの方が関心を寄せるテントです。このテント最大のおすすめポイントは、495×265㎝というコンパクトなサイズながら、中に4人がゆったりと横になれるインナーテントと適度なサイズのリビングスペースが収まっていることです。また従来のドーム型テントに近い構造であるため強度に優れ、設営も感覚的にできるのがうれしいところ。シンメトリーの美しいフォルムは、見る人をひきつけます。
第2位 タッソ
第2位のタッソは、メインポールの高さを3段階に調節することで、3つのサイズに変化するという冒険的なワンポールテントです。このテントは、さらに前面を3本のサブポールで跳ね上げることで、タープ様に使用することも可能。タッソだけで、快適にソロキャンプを楽しめます。2019年秋以降、前面を大きく開放できるワンポールテントが大注目されており、タッソにも人気が集まっているようです。
第1位 オーナーロッジタイプ52R
そして栄えある第1位は、断トツの人気でオーナーロッジ タイプ52Rとなりました。歴史あるオガワの代表作ともいえるオーナーロッジが、新しい技術を備えてついに発売。インナーテントにはTC素材を採用し、通気性や快適性を実現。そして何よりレトロでオシャレな外観が、キャンパーの視線を引き付けています。”「復刻」や「レトロ」ではなく今の時代にこそふさわしいロッジ” というコンセプトのもとogawaが総力を挙げて開発したオーナーロッジ 対応52Rであれば、ヴィンテージテントに興味があるけど、扱いが難しくて手が出せないという方もきっと満足できるのではないでしょうか。
番外 ロッジシェルターⅡ 2020年バージョン
出典:ogawa公式
今回ランキングを作成していて驚いたのが、オガワの2020年新作テントのランキングに混じって、以前書いた「ロッジシェルターTC」の記事がかなり上位にランキングしているということでした。実際の順位で言うと、ファシルに次いで実質4位についけています。これは、従来のロッジシェルターTCが根強い人気を維持していることに加え、今回記事に挙げていなかった新作「ロッジシェルターⅡ 2020年バージョン」の人気が影響しているものと思われます。2020年バージョンは、従来のロッジシェルターⅡのカラーを一新。2019年にグロッケ8に採用した人気色、ダークブラウン×サンドベージュに変更しています。さらにファスナーはトリプルファスナー、ドアパネルはフルメッシュになるなど充実の装備で、フライにはポリエステル210Dを使用しています。この高いスペックは、ogawaにとって特別なテントであることの現れであり、「ロッジシェルター」が “キャンパーが最後に行きつくテント” といわれる由縁なのかもしれません。
まとめ
ogawaの2020年新商品は、メーカーの威信をかけた高級モデルから、新しいコンセプトの挑戦的なテントまで興味を惹かれる物が揃っていますよね。読者の方の中にはogawaのテントをみて、他のメーカーと比較しやや割高感を感じるかたもいらっしゃるかもしれませんが、そのぶん使う人のことを考えて細部にまでこだわった丁寧な作りで、長く使い続けることができると思います。オガワの歴史と今の時代に合わせた最新技術の融合をあなたも体感してみてはいかがですか?
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